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アゴ:ランニング感覚
最新作を書くのに躊躇していたのはこの部位を避けるべきかどうかを考えていたからです。ウソです(笑)
ご存知の方は居るかと思いますし、何度かnoteにも記してきたことですが、自分の場合は苦しくなったらアゴが上がるようになります。中学校の時は首を振ってしまい、もがくように走っていたのですが、少しずつそれは改善されていきました。
高校時代は随分安定してきていたのですが、大学の距離の長さによって再び課題が蘇る、新たに誕生した感じとなっていました。
これ、アゴが上がるのは必ずしも悪いわけではありません。アゴを引くことでかえって気道を狭めたり、力みに繋がることもあります。適度にアゴを上げることで自然と呼吸をしやすくしているんですよね。
こちらの本でも確認出来ますが「神屋、アゴ引け!!」の場合。アゴだけの問題ではなく、アゴを上げることで、全身の気、連携具合が解けてしまう現象が自分にはあるんですよね。失速に繋がりだす。
それを端的に「アゴ引け!」で表現しているんですよね。
たった一つの部位、アゴ。ですが、その奥に隠された動作や操作に関わること。気道や姿勢、頭の位置、肩などの力みやバランス・・・物理的な面もそうですし、集中力が途絶える、目標がぶれだし、達成意欲も下がってくるなどの心理的側面も関係します。
不思議ですが、ランニングは本当に「全身運動」であり、全てを使って成立しているんですよね。その中で、それを極めようとするランナーは徹底的に「全身」を知り、磨き、レベルを上げようと努めていくんですよね。
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