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【書評】「サボる哲学 労働の未来から逃散せよ」栗原康 -努力してないとは言わせない(評価:81/100)

 資本主義社会は奴隷制から生まれた。どういう事か。そもそも所有というものが奴隷制から生まれたのだ。そして、現に今も資本主義は奴隷制である。労働者を所有し、使えなくなったら売り払う。金を払って、労働者という商品を買う。ふざけるな、俺は物じゃない。そういう労働そのものに対して、逃散しよう。的な本である。

評価:81(100)


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