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【ヨーロッパ貧乏旅行記#7】エディンバラ街歩き観光「後編」
エディンバラ観光情報記の後編です。
2日間で手短にエディンバラを見て回りましたが、全スポットに渡って 無料で楽しめるスポット のみです!
入場料やアクティビティに回すお金が無いもので・・・笑
唯一の出費ポイントである グルメ情報 も紹介します!
◎スコットランド国立博物館
まず言っておきたいのが、「入場無料」です!!!
考えられないくらい充実した規模で、満足感はイナズマ級です!!
すっごく広いメインホールに始まり、
特に目を惹いた見どころは
・動物のはく製や標本がド迫力に展示された「Nature World」
・大空間に飛行機が空中展示された「Science and Technology」
◇白を基調とした大メインホール
入場すると迎えてくれるのは、圧巻の大規模ホール。
そのあちこちに個性的な展示物があって、すでに楽しめます。
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あまりの広さに、どう回ったらいいのか途方に暮れます。
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「ジェームズ・ワット」でした
蒸気機関を改良した、産業革命の火付け役です。さすがイギリス
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なんの脈絡もなくドカンと展示されています
実寸大だと思いますが、めっちゃデカい!!
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その目線のずっと先には、ジェームズ・ワットがいます。
◇はく製・標本の大進撃!「Nature World」
ここを見に来た!!
小さな昆虫から巨大な恐竜や古代動物まで、数えきれない数の標本が展示されています。その展示の仕方がまた大迫力でした!
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よくもまぁ、こんなにも心くすぐる展示を創ってくれたものだ!
現生種の標本も絶滅種の化石標本も大集合!
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空中にも鳥や海の生物の標本。
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◇大迫力の飛行機たち!「Science and Technology」
飛行機の知識は全くないけど、セスナ機?を空中に吊るす展示方法は見ごたえたっぷり!
見る人が見たら、垂涎モノなんだろう。
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◎夜のエディンバラの街並み
見ごたえ満載なエディンバラの街並みは、夜になると味わいの違う顔を見せる。
華美過ぎない街灯りがエモさを過剰演出!
日中は残念に感じる天気の悪さも、夜の街並みにあっては湿った石畳が光を反射して雰囲気を底上げ!
また、夜は人通りもまばらで撮影もしやすくてGOOD!
観光エリアのど真ん中に滞在した甲斐があった。
頃は3月。夜のエディンバラはしばれる寒さ。命を落とさないよう防寒対策は妥協せず出かけるべし。
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夜は人出も少なく、静かでキリっとした美しさ。
控えめな街頭と石畳の反射が素敵
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日中とは打って変わって静けさに包まれた街並み
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思いのほか、エディンバラは眠る街だった
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ここだけ少し気の利いたライトアップされてて目を惹いた
◎National Galleries of Scotland : Portrait
"入場無料"のミュージアム。
見るとこないかGoogle Mapで探してたところ、「無料ってことなら!」くらいの感覚で訪問。
これがまた、見ごたえバッチリ!
エントランスホールの美しさにまず驚いた。
無数の肖像画や絵画が展示されていて、ほんのちょっぴり歴史の知識を持ってると「あ、聞いたことあるアレだ!」と楽しめる。
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本能レベルで身体の髄から美しさを感じて、立ち尽くした
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2階部分にも像や壁絵などの芸術がちりばめられてた
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「バノックバーンの戦い」
たまたま知ってる歴史上の戦いで、なんか嬉しかった
スコットランドがイングランドに勝利した戦いだ
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ただしほぼほぼ、知らん人の絵を読めない英語で説明されてる
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自分の身長くらいある大きな絵で、けっこうエグい内容だもんだから、なかなかの迫力
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調べたら"チャールズ3世"らしい
それが誰なのかは知らない
詳細不明の絵でも、とにかく美しくてしばらく見つめてた
◎Johnnie Walker Princes Street
世界で愛されるスコッチ・ウイスキー「Johnnie Walker」の専門店兼ミュージアム。
スコッチは飲まないし、有料の体験型ミュージアム部分へ入る気はなかったけど、あまりに美しく煌びやかなお店だったので入店。
無論、入店して店内を眺める限りは無料。
見渡す限りのJohnnie Walker銘柄の数々や、お土産の公式グッズが見れる。
数10種類のフレーバーを自由に嗅ぎ比べることが出来るコーナーもあって、スコッチの幅広さが知れて面白かった。
テーマパークかのような店内装飾の美しさに写メが止まらないミーハー貧乏日本人。
なお、店内の撮影はOKだった。もちろん節度は持ちましょう。
注意点としては2点。
・入口の自動扉は感知式じゃなくボタン式なので、ボタンの存在に気付かないと生涯入店できない。
・フレンドリーなスタッフさん達は、当然こちらを客として容赦なく接客してくるので、買う気が無い気まずさに打ち勝つ根性が必要。
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外観はファッションブランド店か高級ホテルを思わせる。
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一面金ピカに輝いてた
スタッフさんが接客してくれちゃうから、じっくり眺めてる感は出しといた。
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1本400万円・・・!!!
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特設コーナーでけっこう前面で押し出されてた
◎聖マリア教会
◇スコットランド聖公会の総本山
「前編」の記事で紹介した「セントジャイルズ大聖堂」の属するスコットランド正教会とは別のキリスト教宗派である「スコットランド聖公会」の総本山がこの教会。
尖塔が目立つ外観は、街の遠くからでも目に入る。
中心部からは徒歩20~30分と多少離れているため、混雑エリアの外側でゆっくり味わえてオススメ。
けれど見ないのは勿体ないほどの壮大な内装。
時間が許すなら、一見の価値あり!
ちなみにスコットランドでは、
スコットランドが多数派、カトリックやスコットランド聖公会は少数派。
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◇セント・ジョンズ教会での出会い
個人的に歴史や宗教が好きで、教会観光はヨーロッパ観光の大きな要素ではあるんだけど、実は聖マリア教会も聖公会の存在も事前に全く知らなかった。
事前にチェックしてたこの「セント・ジョンズ教会」を訪れた際に、教会内に日本語での解説パンフレットが置いてあり、何の気なしに目を通してみたのが出会いのきっかけ。
そのパンフに「聖公会」についての知識と、その宗派の大聖堂がここから少し先にある「St. Mary's Cathedral」であることが記されていた。
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裏表にガッツリ解説が書いてあって、日本語もしっかりしてた
これがSt. Mary's Cathedralを知れたきっかけ
本当はセントジョンズ教会を最後にエディンバラ観光は終わる予定だったけど、大聖堂を目指すことに即決。
神の導きによる出会いなのでした。
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大きな窓のステンドグラスに、天井の模様もキレイ
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あの高いとこの窓ガラス、どうやってメンテナンスしてるんだろう
【グルメ情報】Malt Shovel Inn
コックバーン・ストリート入口にある、ローカルなスコットランド・パブ。
せっかくだからパブで一杯キメてみたい、という目的も達成!
名物ビールと名物料理を注文!
入店後、適当な席につきます。スタッフさんはフレンドリーでした。
注文はカウンターまで行ってもいいし、スタッフさん呼び止めてもいいです。自分は念のためカウンターの前の席にしました。
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雰囲気◎◎
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◇フィッシュ & チップス
「英国パブでフィッシュ&チップス」
これがこの旅の目的だ!
本場のはすげぇ とは聞いてたけど、ブラッディなボリュームで目もお腹も大満足だった!
◆「Fish & Chips」 17.45£ =約3,000円
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ぶっといポテト軍団、ビーンズ、ベイクドレモン?が添えられてた
これだけで、おなかいっぱい
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カウンター前の座席をチョイス
◇スコティッシュ・エール「BELHAVEN BEST」
スコットランド発祥のスコティッシュ・エールの代表銘柄
「BELHAVEN BEST」の生ビールを注文!
「前編」の記事に乗せたラガービール「TENNEN'S」の黄金色とは違い、
褐色のエールビールで、モルトの香りと風味が特徴。
アルコール度数は低めであっさりですが、風味はバッチリ!
うまい!!!!
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2か月の旅でこの後220本以上ビール飲んだけど、
贅沢なお店でのドラフトビールは3日目のこの日が最後・・・笑
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この手の蛇口からIPA出てくるなんて…!
お金と腹キャパがもうちょいあれば、絶対飲みたかった!!