「毎日note」は、自他ともにコスパがいいのかもしれない
art. #28 / 3500 words (3 min.)
こんばんは。
21時になってまだnoteを書いていなくても「ま、いけるっしょ」と思うようになってきたnoteだいすきおじさんです。
きょうは、「〇〇まとめ」系ではなく、久しぶりに「じぶんのことば」で最近の所感を書いてみます。
テーマは、「毎日note」のコスパについてです。
毎日noteを書くことは、すごく時間がかかるけど実はコスパがいいのではないかという話です。
メモ程度の記事です。ご興味のあるかたはお読みください。
はじめに
「その日に書きたいと思ったことを、その日に書く」というスタイルにしています。
なので、きょうのテーマも15分前までは決まっていませんでした。
理由は単純で、いま考えていることをいま書いたほうが、熱量の高いnoteになるからです。
そして、思考の整理ができてぐっすりと眠れるからです。笑
きょうのnoteは、きょうあった打ちあわせで思ったことがあるので、それを書いてみます。
いつもとは違う打ちあわせ、という感覚
きょう、オンラインで2つの打ち合わせがありました。
1つは「会社の話」、もう1つは「Web制作の話」でした。
終わってみて「2つともいい打ち合わせだったな〜」と思ったのです。
なんか少し変な感じでした。
もちろん、お相手の能力や人間性に助けられ、有意義な打ちあわせになったのは言うまでもありません。
ただ、今日の打ち合わせは、なんか頭がスッキリしていたなというか、なんかいつもとは違うなと感じたのです。
なんでだろう…とトイレで考えていたら、この毎日noteで準備していたからスムーズに話ができたのかもしれないと感じました。
つまり、伝えるコミュニケーションではなく、伝わるコミュニケーションがとれたのかもしれないということです。
打ち合わせ1(会社の話)
1つずつ、書きながら整理していきます。
まず、会社の話をした打ち合わせ1です。
打ち合わせの相手は、昔の同僚でした。
テーマは、お互いの近況報告と、あわよくば「オレんとこ来ないか?」と氣志團にも負けないお誘いをしようと考えておりました。
「オレんとこ来ないか?」という言うのであれば、もちろん会社のこと・事業のこと・これからの展望をきちんと話せないといけません。
話を整理するために、これまで書いてきたnoteを見たり、こういう順番で言おうと考えたり、前日にきちんとシミュレーションをして当日を迎えました。
ある程度のカンペはつくったものの、さすがにカンペを見て話しては意味がありません。
情熱が伝わらないからです。(氣志團なのです)
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12時、打ち合わせスタート。
画面収録をして、打ちあわせ後に見返しました。(事前許可あり)
結果、、、意外としゃべれていました!笑(手前味噌でごめんなさい)
まだ思考がまとまっていないところもありましたが、こうやって毎日noteを書くことによって、自分の言語に少し変化を感じた1時間でした。
なんかこう、そうですね、、じぶんの熱量を精一杯こめて、お伝えすることができた気がとてもしています。
想定外の質問があったときも「そういやnoteを書いていたときに、こんな感じのイメージで考えたっけな」とやや曖昧な思考回路をたどれたのです。
そして、じぶんの言葉でお答えすることができました。
ひとえに、毎日noteのおかげです。
話をしながら、なんか少し変な気持ちになったことを今でも覚えています。
打ち合わせ2(Web制作の話)
つぎに、Web制作の打ちあわせです。
Webに関する知見は多少はあるものの、プロとの打ちあわせでしたので、素人の意見を1時間できちんと伝え切れるかがポイントだと考えていました。
なので、あらかじめ自分のイメージを言語化しておきたいなと思い、4日連続でnoteで言語化していました。
1-16までは自分の思うがままに情報収集していました。
すると不思議にも、17-19でじぶんのイメージに合うものがバチっと見つかったのです。
その17-19で見つけた素材を使って、1時間の打ちあわせをスムーズに進めることができ、次やることも明確になりました。
「どんなイメージで、どういうふうにつくりたい」ということが、シンプルに言語化できていたのが非常に大きかったです。
自他ともにコスパが良い(自分編)
つらつらと書いたなかで、結局言いたいことは「毎日noteは自他ともにコスパがいいのではないか」ということです。
「自他ともに」は、「自分も他者もともに」という意味です。
「コスパ」という言葉はあまり好きじゃないのですが、歯切れがいいのでこのまま使います。笑
どうコスパがいいのか。
・自分のなかで一度熟考できる
・熟考することによって、翌日発酵している
・発酵したことばをあらかじめ持っておけるので、伝える準備ができている
・伝える準備ができているので、「伝える」から「伝わる」になりやすい
・伝わるから、自分が意図した方向性でものごとが進んでいく
↑これな気がします。
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「熟考すること」は、時間も労力もかかる行動です。
「コスパ」でいうところの「コスト」ですね。
ただ、そのコストをかけることによって、あらかじめ障害を回避できたり、最新の思考で挑むことができます。
つまり、じぶんのベストな状態で相手と話ができ、物事を進めることができます。
コストをかけることによって得られる結果は、コストをかける前と比べて大きいように感じます。(あくまでも肌感覚ですが)
つまり、「コスパ」でいう「パフォーマンス」が出ているということです。
ましてや、事前に熟考することによって、つぎに使うときにはその言葉は発酵された状態になっています。
時間差攻撃ですね。
よって、より洗練されたじぶんの言葉になっているのです。
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これを例えるなら、面接練習かもしれません。
面接練習って面倒ですよね。なんか小恥ずかしいですし、あまりやりたくはありません。
ただ、その練習をして、5-10回とやっていると、自然とブラッシュアップされるじゃないですか。「この順番で話そう」とか「これは言わないでおこう」とか。
1回目の面接よりも、10回目の面接の方がうまいのは当然ですよね。
その1回目の面接で挑んでいるのが、日常生活な気がします。
逆に、10回目の面接で挑めたのが、きょうの打ちあわせだった気がします。
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面接はたった1回きりの真剣勝負なので、そのときの実力が全てです。
面接官にとってみれば、1回だろうと10回だろうと練習背景は知りません。
それでも、10回練習した人の方が通過すると思うんですよね。理由は、伝わるからです。伝える練習をしているから、より伝わるんです。
結論、かけたコストは、得られるパフォーマンスによって回収できるのではないかということです。
自他ともにコスパが良い(他者編)
他者の立場から見るとどうでしょう。
もうお気づきだと思いますが、すでに相手の思考が発酵された状態なので、すこぶる進めやすく、伝わりやすいです。
伝わるからこそ、次のアイデアが生まれます。次の対策が生まれます。
また、「この人と仕事をするとめっちゃ捗るな」という嬉しい評価もいただけます。
その評価によって、「新田さんこういうのあるけどやってみませんか?」というチャンスが巡ってきたりします。(←意外と実話です)
「毎日note」は他者にとってもコスパがいいのかもしれません。
おわりに
「本1冊書くと、人は成長する」という言葉があります。※出どころ失念…
本1冊は、約10万字です。
つまり、毎日3000字で約1ヶ月間書けば、約10万字に相当し、本1冊分の成長を得ることができます。
(note 3,000字 × 33日 ≒ 100,000字)
最初その言葉を聞いたときはなんとも思いませんでしたが、いま思うとほんの少しだけわかる気がします。ほんの少しです。
また、自分の成長うんぬんも大切ですが、個人的には相手の時間を奪わずに済むというのが一番大きいメリットな気がします。
僕が逆の立場であっても、相手が議題に対してあらかじめ考えていてくれて、ましてや結論まで出していてくれたら、これほど嬉しいことはないですよね。
だって、その案がOKであれば会議は5分で終わり、その次のステップへすぐに進めるのですから。
さいごのさいごに
「働く」とは、「側(はた)を楽(らく)にすること」とも言われます。
つまり、周りを楽にすることが、働くということなのです。
「毎日note」は側(はた)を楽(らく)に手段であり、かつ、コスパとしても見合っている手段なのかもしれません。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
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