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測れない世界を味わうこと【これから流行るもの】
どうも。書くンジャーズの西嶋です。
最近、noteは「記事」の投稿から「つぶやき」もちょこちょこ交えながら発信しております。
140文字のつぶやきは、Twitterと同様に制限があるからこそ、そこで何が大事なのかを凝縮できて自分にとって必要だと感じている今日この頃。
さて、今回のテーマは【これから流行るもの】について。
皆さんはこれから何が流行ると思いますか?
私は、『測れない世界を味わうこと』が流行ると思います。
「???」となった方も多いとも思いますが、いわゆるお金や点数などの測れるなどの仕事や勉強などから離れた安息日のことです。
今回はなぜ、測れない世界がこれから流行るのか?
そして測れない世界を取り入れることで何が私たちにもたらされるのかを考えていきます。
安息日とは?
さて、皆さんは安息日と聞くとどのようなことを思い浮かべるでしょうか?
ウェキペディアによると宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)において、何もしてはならない日と定められた日である。
と記載されていました。
なので、日本人にはあまり馴染みはないかもしれません。
安息日について、私が興味を持ったのはつい最近。
読書会の課題図書でユダヤ知的創造のルーツという本を読んだときに、紹介されていていたのがキッカケです。
安息日の戒律というのは、ユダヤ人には欠かせないものの一つ。
毎週金曜日の日没から土曜日まで24時間はいっさい仕事から解放されるということ。
解放されるというのは「してはいけない」の意味らしいです。
その徹底ぶりは、私の想像を超えていました。
PCや筆記道具を触らないだけじゃなくて料理も前日に準備しておいて触らないらしいです。
測れない世界に戻る
冒頭でもありましたが、安息日では測れない世界を大切にします。
本ではユダヤ教の戒律をこのように紹介していました。
例えば、どれだけ良いことをしたか、どれだけ人に喜んでもらったか、どれだけ善行を積んだか、どれだけ夫あるいは妻を愛しているか愛しているか、どれだけ苦しんでいる人に善行を与えたか、ー中略ーこういった愛とか慈悲とか善とか正義といかいうものはどんな学者が寄ってたかっても計数化することはできない。このように数値化することができないものにこそ価値があるのではないか、ということを考えさせるために安息日があるのである。
測れる世界も必要。ただ、それだけが人生ではないということをとても考えさせられました。
測れる世界はとにかくわかりやすい。共通認識がとれやすい。
だから、私は測れる世界のほうが重きを置いて、没頭してしまう時があります。
ただ仕事から離れる時間を作ることにより、私たちの人生の目的は、他にも沢山あることに気付かされます。
走ることも同じくどちらも大事にしたくて、タイムが早くなったり走れる距離が長くなることも嬉しいですが、そのときに木漏れ日や花の匂いに心動く自分をもっと観ていきたい。
やらないと決めることで、気づける心の声にしっかり耳を傾けていきたいものです。
まるで先日、書いた断捨離することで自分にとって必要なものが見えてくるように。
私はユダヤ教でもなんでもないですが、月に2回ぐらいは測れない世界にどっぷりと味わいたい。
オンラインなどで簡単に繋がれて、情報も簡単に手に入る世の中だからこそ、逆に測れない世界が求められてくると思っています。
以上、これから流行るものについてでした