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「人と分かり合えない理由が分かる本」

あなたは今、対人関係に悩んでいますか?

・職場でうまく会話ができない
・家族と話がかみ合わない
・友人が作れず、
いつも一人でいるのが不安

もし上記のようなお悩みがあるのでしたら
今日私が紹介する本が
きっとあなたの助けになります。

私も読んでみた結果、
悩みについて自分なりの回答が
出せましたから。

では、今日の主役に
登場していただきましょう↓


「黒川伊保子著 共感障害・話が通じないの正体」


今日はこちらの本をレビューしていきます。

著者について


本の中身についてレビューする前に、
まずは著者の黒川伊保子氏について解説します。

黒川氏は大学卒業後に就職した企業で
AI研究に携わることになり、
言葉の感性について、
さらには脳科学についての研究をされています。

「〇〇のトリセツ」シリーズの著者、
と言えばあなたもご存じかもしれませんね。
(〇〇の中には妻、夫、息子、娘などが入ります)

共感障害とは?


表題になっている共感障害とは何なのか、
黒川氏によれば

「周囲と共通する概念」が無いために
真似したり気配りをする事が出来ない事。

と本の中で書かれています。

例えば挨拶が出来ない人が共感障害だった場合、
「挨拶をするという考えそのものがない」
「挨拶の意味が分からない」

という風に捉えているのです。

もしかするとあなたは
「発達障害の一種だろう」
と思っていましたか?

確かに自閉症スペクトラムや
ADHDと併発しているケースが多いのですが、
共感障害だけが発生している場合もあります。

その原因として黒川氏は
「脳機能の一つである
人の動作をまねる部分がうまく動いていない」

と説明しています。

なお、黒川氏自身も
共感障害の傾向があるとの事です。

内容について


本書の内容について説明すると

・脳の違いについて
・共感障害の詳細な解説
・共感障害との向き合い方

という順番で書かれています。

「あれ?意外と章が少ないな」

と思われたかもしれませんが、
その分1つの章に
かなり多くの情報が詰め込まれています。

まず脳についての解説部分は

・黒川氏自身の体験
・脳機能についての説明
・時代と感性の違い
・一人一人の脳機能について

といった脳と体験や時代についての
解説が大部分を占めています。

続く共感障害の解説は

・どのような問題を起こすのか
・自閉症、ADHDとの関係性
・愛ではどうにもならない
・共感障害についての詳細

について書かれています。
共感障害について詳しく知りたいだけなら
2章から読み始めてもいいですね。

そして最後の向き合い方では

・自分自身が共感障害だったら
・周囲に問題をもっている人が居る場合について
・近年増加している理由
・受け入れられる世界にするための方法

上記の内容が書かれています。

中でも周囲に問題を持っている人がいるケースでは
関わる側の人がまいってしまった実例がかかれているため、
特に読んでいただきたい場所です。

私の感想


では私の感想を書きますが、

「今まで知らなかった事が
色々書かれているだけでなく、
もしかしたら私自身、
共感障害の傾向があるのかもしれない」

と思いました。

実際本の中で書かれている共感障害の実例と
私の性格に重なる部分が多く、
かなり駆け足で読み進めてしまいました。

まあ、重なるからと言って
特別気にする訳ではないのですが。

ただ、周囲の人をダウンさせて
社会に迷惑をかける事だけは
しないようにしていきたいと思います。

以上の事から
「黒川伊保子著 共感障害」は
もしあなたが

・職場に指示待ち人間の部下がいる
・家族との関係が悪い
・友人に振り回されている

上記のような悩みを抱えているのであれば
ぜひ読んでいただきたいです。

まとめ


日常演舞の読書感想、今日は
「黒川伊保子著・共感障害」を
読んでみました。

明日またお会いしましょう!!

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