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魂を成長させるニュースの見方

中居さんとフジテレビの対応問題で、ここ最近のネットニュースはにぎわっていますね。

皆さん、それぞれに意見や感想をお持ちかと思います。
中居さんに対して、フジテレビに(または社長に)対して、幹部社員A氏に対して、被害にあったとされる女性アナウンサーに対して、そして週刊誌に対して。

もっとああすればいい、こうすればいい、あれが問題だ、これが問題だと様々な意見が飛び交っていますね。

反発するにしても、同情するにしても、外側の出来事に右往左往していては魂の成長は成しえないと思っています。


たまたまタイムリーな話題を上げた方が説明やすいので、取り上げましたが、これは別にこのニュースに限ったことではなく、対人関係において遭遇するすべての局面で言えることなのですが・・・

魂を成長させたいと思っている人は、直面している出来事を違った角度から見た方がいいと考えます。どういう角度からかというと・・・

まずこのニュースを見て出てくる自分の感想や意見がどんな内容なのかを観察します。例えば、中居さんに対して「ちゃんと皆の前に出てきて説明した方がいい」という感想を持ったとします。

『何かトラブルや問題を起こしたらちゃんと説明すべきだ』

というあなたの観念が見えてきます。まずここをあらためて認識することが大事。「ああ、自分はそう思っているんだな」と。

そしてもう1つ。実は大なり小なり自分も過去に同じことをしているのです。何か問題やトラブル、言った方がいいことを言わずにいたことがあるはずなのです。

人に告げるという事はその問題を直視しなければいけないので、とても勇気がいることです。しかし様々な恐れに直面しないために(逃げるために)「言わずにだまっておこう」という行為をした経験があるんですね。

子供の時なんかはやってしまいがちではないですか?

自分の内側に経験としてある。そしてそれがダメだということもわかっている。だからこそダメ出しを他人にしてしまうわけです。

今回のニュースに限ったことではなく、周囲の人々、周囲の出来事は、すべて『あなたが何者であるか』を認識させるために在るのです。むしろそれだけの為に在るといっていいくらいです。

そしてあなたも他人に同様の役割を持って存在しています。そうとも知らずに。このように世の中(宇宙)は絶妙な関係を構築している完璧な世界なんですね。

ですから、ニュースやSNS、実際に接している人を見て反射的に怒りや批判が生じた時は、外側に意識を向け続けずに、自分の内面を一度冷静に見てみるチャンスなわけです。自分をあらためる絶好の機会なんですね。


自分にも同様にある、と思ったら反射的に攻撃をすることもなくなっていくでしょう。そうやってみんなが自分を改めることができたら、もっともっと平和になるのに、と思って様々なことを眺めています。



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