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仕事の仕方を科学する「TEAR」と「TALK」

ご存知の方も多い?いや若い方はあまりご存知ないかも知れない。
すでに知ってるよという方はさらっとおさらい程度に読んでいただきたい。
以前ロジカルシンキングの入門編を書いたが、実践編に入る前に抑えておきたいポイントなので触れておく。

仕事の仕方を科学すると銘打ったが、今回は指示受けと報告の原理原則についてどんな方へも分かりやすく解説していく。(DIPS参照)
実際に僕も教わったことだが、ビジネス以外でも使える原理原則なので知っておいて損はないと思う。

▽ロジカルシンキング〜入門編〜▽

指示受けのTEAR

こちらは何か指示を受けた際に意識して行動すること。英語のTEARという単語の頭文字をとったものだ。

・T(Take memo:メモをとる)
・E(Expect:期待水準を確認する)
・A(Ask:質問する)
・R(Repeat:繰り返す)

言葉で説明されると簡単に聞こえるが、意外とできていないのでは?と思う。僕含め周りを見ていて思う。
特にE(Expect)に関して。
上司や先輩から何か指示があった際、もちろんメモをとる、質問する、復唱するというのは社会人のマナー云々のところで口酸っぱく言われたことも多いだろう。
でも僕が一番大事だと思うのは、E(Expect)の期待水準を確認するという作業。
何か指示があった際は、相手はそれ相応のレベルを求めて指示をしていると思わないといけない。
このレベルの水準がずれたまま進むと後々とんでもない事態に発展するケースがある。
後々になって必要なかったものに工数をかけたことに後悔したり(まだこっちはマシだが)、「そんなことしてほしいって言った?」なんて言われたら地獄だ。
なので必ず何か指示があった際は、その要求がどれぐらいのレベルなのかを確認すること。それによってアウトプットするものも変わってくる。

報告のTALK

次は報告をする際に意識すること。

・T(Timely:タイムリーに)
・A(Alarm:アラームを鳴らす)
・L(Level:レベルに合わせたもの)
・K(Ketsuron:結論から)

こちらも改めて言われると、「ほぉ」と思うが、K(Ketsuron)に関して。
結論なのに順番的に最後なのが僕としては若干引っかかるが、何かを報告する際に一番意識しないといけないことだ。(一つだけ英語じゃないのも気になる。笑)
ロジカルシンキングの入門編でも触れたが、やはりこれだ。結論から述べること。
これができないと、たとえ他のレベルが高くても一気に報告のレベルが下がってしまう。
詳しくは上の記事をどうぞ。
結論から述べること。
改めて大事だ。

5つのP、HIROEN、etc...

他にも、仕事を受ける際の5つのP(Priority)やタスクブレイクの際に用いるHIROENなど覚えてしまえば後々役立ってくるものが多い。

▽興味がある方はぜひ▽

テクノロジーの進化によってペーパーレス化が進んでいたり、データなんてクラウドで管理する時代。
多いに活用しよう。そっちの方が便利だから。

でも、手法は変わってもその理論が変わらないのが原理原則というものだ。
日々アップデートしていきましょう。


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