【傍聴メモ】不登校対策「COCOLOプラン」文部科学省 中央教育審議会

不登校対策「COCOLOプラン」について、中央教育審議会の特別部会を傍聴。印象に残った、ざっくりメモです。温かい語りが好きです。

●今村久美委員(NPOカタリバ代表)
ChatGPTについて、東大の太田副学長が「人類はこの数ヶ月でもうすでにルビコン川を渡ってしまったのかもしれない」というほどの変化が起こっている。この中央教育審議会においても、勇気を持って、学校のあり方、指導要領のあり方、履修・習得のあり方など、全ての変化を想定して考えることが重要。
COCOLOプランは、設置、配備について書かれているが、教育支援センター、適応指導教室を整備しても、そこには行きたくない、と不登校の声もよく聞く。子どもたちが学びの場所や居場所を見つけているなら、その多様性を認める。承認すればいいということでなく、そこは安全な場所なのかの確認も。

●神野元基委員(学校法人東明館 校長)
ChatGPTは、パーソナルコーチとなり、個別学習計画の役割を担える可能性があるかも。
ChatGPT以下の文章は通用しない、要らない世の中になる。

●秋田喜代美委員(学習院大学文学部教授)
COCOLOプランについて
学びの保証 の前に こども目線で。
学校に戻す、学びに戻すことに急ぎ過ぎていないか。
学びの保証は最終的には極めて重要だが、子どもが動き出すプロセスを。
生活指導でなく 生活を共にすること。
自立した市民を育てる。
自宅での学習を成績にどう反映するということも大事だが、その前に、君の居場所はそこでいいんだよと保証してあげる感覚が大事。

個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会(第4回)の開催について:
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/087/kaisai/mext_00007.html

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