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『R5年度研究発表会を終えて』
京都教育大学附属桃山小学校 研究発表会
令和6年2月22日(木)
研究発表会に参加してくださった方々、ありがとうございました。
途切れ途切れの投稿にコメントいただき、助言いただいた方々、ありがとうございました。
何とか、授業・協議会を終えることができました。
単元末、パフォーマンス課題に取り組む過程でそれぞれの思考を重ねる場面を公開しました。
考えの再構成や気づきにつながり、より良い作品づくりに向けて見通しを立て、ルーブリックを再検討しました。
授業者が前に立って、教材を提示したり、子どもの考えを取り上げたり、問い返したりすることが当たり前だった自分にとって、今回は、チャレンジでした。
本時のめあてを定める時間を5分。10分の話し合いが2回。作品の自己評価と交流に10分。ルーブリックの検討に5分。振り返りに5分。全体で聴いてほしい考えがあれば、時間を作ろうと思っていました。これを45分ぴったりで終えて、子どもの学びはどうなるか?ということを考えました。
こう考えられたのには、2つの理由があります。
一つは、本研究のエージェンシーを自分なりに解釈し(校内の研究に沿って)、実践と子どもの姿で、提案する。
もう一つは、丁寧にご指導くださった黒田先生からの宿題に全うすること。
この2つがあってこその本時の形でした。
算数の授業として、教材の本質に向かえていないことや、全体交流による思考の促し(問い返し等も含め)が足りないというご指摘をいただきました。
動画を見返し、指導案を読み返すと、課題はたくさん見つかります。
しかし、自分に変革を起こそうと省察しながら、この日まで取り組んできた自分は、きっとエージェンシーを発揮することができました。
昨年度の研究発表会で、講師の山本先生が、「同型性」についてお話しされていました。
僕にとって、この研究発表会は、子どもがパフォーマンス課題に取り組むのと似ています。
「エージェンシーとは何か?」「何のためにパフォーマンス課題に取り組むのか?」「十進位取り記数法の良さは何か?」と、調べ、考え、準備し、実践し、振り返り、さらに考え…と続けていく中で、僕自身、いろいろな気づきがありました。
今回、公開した1時間は、子どものこれまでの学びをほとんど妨げていなかったように思います。
自然と、いつも通り過ごしているように感じました。
その「自然」と、「教科指導のあるべき」や「子どもにとってのより良い学び」とが、うまく重なり合って、子どものものにしていきたいと思っています。
今回の研究は、2年目です。3年次の最後の年に向けて、振り返り、改善し、より良くしていきます。
研究会に参加してくださった方々、投稿を読んでくださった方々、黒田先生をはじめご指導・ご意見くださった方々、引き続き、よろしくお願いします。
ドキドキしましたが、色んな人に会えて、わいわいと楽しむ子どもの姿が見られて、協議会が白熱して、講演の話が沁み入って、本当に楽しい1日でした。
初めて、公開授業でこんなに板書しませんでした。
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