【無料記事】大人が子供に負ける
梨女様の素敵なイラストを使わせて頂きます。ありがとうございます。
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久しぶりにおもちゃ屋さんで地面に寝転び駄々をこねる子供をみた。
「買って買って!」
昔の自分のようだ。
大人になった瞬間はおもちゃ屋さんに目を向けることがなくなった瞬間なのかもしれない。
考えすぎるほど、エネルギーは失われていく
大人が子どもに根負けしてしまうときがある。
私たちはついつい考えすぎる。
でも、考えれば考えるほど、私たちは不安になり、怖くなり、自信がなくなり、どんどんエネルギーがなくなっていく。
そのことを就職活動を例に。
誰にでも、「こういう仕事をしてみたい!」という思いがある。
ところが、そう思った途端に、別な思いが出てきてしまうことがある。
「でも、自分には無理だろうな」、「実際に就職したら大変そうだな」…… etc. 考えれば考えるほど、いろいろな思いがわき出てきて、次第に「この仕事がしたい!」という気持ちは、当初の強さを失っていく。
これと対照的なのが、小学校に上がる前くらいの小さな子ども。
彼らの大半は、余計なことを考えてない。
とてつもないエネルギーを持っている。
たとえば、それくらいの年齢の子どもは、お店で何かほしいものを見つけたら、何も考えず「ほしい! 買って!」と大人にせがむ。
その「ほしい!」という気持ちには遠慮もためらいもない。
シンプルに「ほしい!」
ときには、泣き叫んで「ほしい!」と訴える子どももいる。
大人はそのエネルギーに圧倒され、たいていは根負けしてしまう。
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