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Photo by
yaneura_itoko
ウェットブランケット
itoko様の素敵なイラストを使わせて頂きます。ありがとうございます。
✅この記事は1分で読めます。無料です。
みなさんこんにちは。にしやんです。
今日は『ウェットブランケット』をテーマに書きたいと思います。
:
「ウェット・ブランケット」(濡れた毛布)と呼ばれる人物の例。
これは、比較的高学歴で、周りから優秀と思われている人物に、しばしば見受けられる心の動きです。
仮に、 C課長としましょう。この C課長、若い社員が意欲的な企画を提案してくると、その明晰な頭脳を駆使して、企画の問題点を鋭く見つけ出し、この若手社員の企画を完膚なきまでに叩くのです。
その結果、燃え始めていた若手社員の意欲の火は、あたかも濡れた毛布を掛けるように、見事に消えていきます。
これが、「ウェット・ブランケット」と呼ばれる人物です。
では、これは何が起こっているのか。
この人物は、実は、内心に「深い劣等感」を抱いているのです。
それゆえ、優秀な若手を見ると、その無意識の劣等感が刺激され、その劣等感に駆られたエゴが、その若手を「殺して」しまうのです。
そして、不思議なことに、この例は、高学歴で優秀と思われている人物に多いのです。
なぜなら、学歴社会の勝者と呼ばれる人々は、常に他者と比較され続ける競争の中で、しばしば、その内面に、深い劣等感を植え付けられているからです。
にしやん