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デザインライターの日常

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日々のひとりごと。思ったこと、考えたこと、悩んでいること、楽しかったこと。犬との暮らし。
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#フリーライター

優しい気持ちに触れる喜び。

人の優しさに心が動く。今週は特に印象に残る出来事がいくつかありました。 仕事をほめてもらったり、頑張ってと応援してもらったり、仕方ないよねと許してもらったり、心配してもらったり、本音でアドバイスしてもらえたり。 甘いことだけじゃない。  いろんな優しさ。 共通しているのは、相手を思う気持ち。優しい気持ちに触れることは、大げさかもしれないけど生きてる喜びのひとつだと思う。 優しくされると、素直にうれしい。ますます、その人のことを好きになるし、私も優しくしたいと思う。優し

やっと出会えた理想のデスク&チェア。

こんにちは。西山 薫です。 今日は、デスクとチェアについて書きます。 今、使用しているデスクを購入したのは、今年の初春です。フリーになったのが2004年。16年目にして、ようやく理想のデスクに出会えました。 広々としたデスクが欲しかった。今年のお正月、どんなのがいいかなーと真剣に考えました。 奥行きがたっぷりあって、幅も広くて、両側に引きだしがついていて、アンティーク。そんな理想どおりのデスクに出会えたら買おう、妥協して中途半端なものは買わないと決めました。 そした

終わりよければ全てよし。ライターの心得。

今日は「くじけないって大切。大丈夫、なんとかなるよ」という話です。 場が凍りつくほど盛り上がらなかったインタビューライターとして働き始めて2年目くらいの頃、インタビューが全く盛り上がらず、気を失いそうになるくらい苦しかったことがあります。 私がインタビューしたのは超有名人。「同じ夢を持つ仲間」について語ってもらう、という内容でした。 専門学校のパンフレット用のインタビューで、「仲間と出会える学校っていいですよね!」といった好意的な話をしてもらうことが理想でした。 しか

フルーツが上手にむけると、いい気分。

おはようございます。西山 薫です。 今日もはじまりました。 今朝も起きたらすぐ、愛犬なっちゃんとお散歩。コーギーやトイプードル、チワワなどお友達とすれ違いながら、「今日も暑くなりそうだねー」「夏だねー」となっちゃんとおしゃべりしながら歩きました。 帰ってきたら、お風呂に入って身支度をととのえ、朝ごはん。 今日は、桃とヨーグルト。今月3回目の桃。 種のまわりのピンク色がかわいい。上手にかわいく切ることができました。 それだけで、なんだかうれしい。いい気分な朝のはじま

身近に感じるシンプルさとは。

今日の日記は、仕事の話です。 今年4月、P&Gは衣類のヨレや毛玉を防いで長持ちさせる「第3の柔軟剤」を発売しました。パッケージは、機能の新規性を伝える個性的な形でありながら、シンプルなデザインと評価されています。 ↓↓下記の記事は、仕事仲間のライターさんが日経クロストレンドで書かれたものです。 この「シンプルさ」について、デザインライターとして忘れてはいけないポイントだと思い、このnoteを書いてます。 たしかに、これまでの柔軟剤とは異なる形状のパッケージで機能の新規

音楽に心を揺さぶられながら生きる日々。

私は、音楽が大好き。音楽とともに生きています。日々、心揺さぶられながら。私の原動力のひとつです。 今朝はスピッツのアルバム『見っけ』をヘッドホンで聞きながら、仕事部屋でnoteを書いてます。 このアルバムで一番好きな曲は『まがった僕のしっぽ』。 秋から冬に移り変わるときのような、長年住み慣れた部屋の引っ越しの準備が終わり、積み上がったダンボールを眺めているときのような、なんだか心細いけど、ただ淋しいだけじゃない混沌とした気持ちになるメロディがたまりません(あくまでも私の

朝、桃をむきながら思い出したこと。

クーラーが効いた部屋で、赤川次郎の本を読んでいた。 小学生だったか中学生だったか、忘れてしまった。ある年の夏休み、赤川次郎の本ばかり読んでいたことがある。 生まれて初めて読むミステリー小説で、ドキドキしながら夢中でページをめくり続けたことと、ソファーに寝そべりながら、時間を気にせず好きなだけ本を読むことができて、自由で楽しかったことはハッキリ覚えている。 読み終わると、自転車で5分くらいのところにあった本屋へ。まだ読んでいない赤川次郎の本を探して、一冊だけ買って帰る。そ

フリーライターのありふれた日常。

朝、起きたらまず、愛犬なっちゃんとお散歩。 今日の朝ごはんは、パンとアイスコーヒー、ヨーグルトとバナナ。ヨーグルトはなっちゃんにもお裾分け。 日課の朝風呂で、インスタやTwitterみたり、新聞読んだりしながら気持ちを仕事モードにスイッチ。着替えてお化粧して、今日は朝からリモートでプチ編集会議。 いま、終わってひと休み。コレ書いてます。愛犬はひっくり返って昼寝。平和です。 午後はアポどりと原稿書き。今日も一日、家で仕事します。 記者発表も取材も打ち合わせも主流はリモ

原稿まるっと直されて失神しかけた話。

D&DEPARTMENTが発行する小冊子で連載している「もののまわり」。次号は真鍮の生活用品ブランド「FUTAGAMI(フタガミ)」を特集します。 いま、その原稿書きの真っ最中! 取材で富山に行ったとき、小冊子の発行人でもあるナガオカケンメイさんから「西山薫の文章を書くべきだよ!」と涙が出るほど嬉しいことを言っていただきました。 しかし、そもそも西山薫の文章って?? 考えれば考えるほど、よく分からなくなってきた! そんなときは息抜きに限る。好きな本読んだり、音楽聞いた

本の中でなら出会える

パッケージデザイナーの鹿目尚志さんの本「かのめのめ本」。三原美奈子さんのTwitterでこの本の存在を知り、面識はなかったのですが購入方法を教えていただき、先日無事手元に届きました。(書店での販売はありません) 「デザインの中にアートというものがなければ、僕はデザインじゃないと思います。アートはデザインの中になければならないと僕は思っているから」かのめのめ本より 鹿目さん、かっこいいなぁ。 デザインはアートじゃない。かつて、そう言い切っていたデザイナーは少なくなかっ

輪郭のぼやけた人になりたくない

親の言うことを聞かない子どもだった。 幼稚園生の頃、母親が用意したフリルのソックスを履きたくないと泣いたことがある。親に反抗した、たぶん最初の記憶。制服のひだスカートには、短いソックスよりも膝下までのハイソックスのほうがバランスがいいと思っていたのだ。母親が選んだソックスのデザインも、よく覚えている。 好き嫌いがハッキリした子どもで、特にファッションに関しては、いつの間にか好みのスタイルが明確になっていた。それは今も変わらない。女性誌が特集する「モテファッション」のような

暇じゃないのに考える「どうでもいいこと」

昨夜、こんなツイートをした。 GRAPHの北川一成さんは2010年4月から2011年3月までの1年間、桑沢デザイン研究所でゼミを受け持っていたことがある。そのゼミを私は1年間、取材させてもらっていた。そのとき、話していたことだ。 暇だから余計なことを考える。そんな暇があるなら手を動かせ。 私がこの言葉を思い出すときは、たいてい余計なことを考えて「無駄に」気持ちが沈んでいるとき。だから、昨夜、自分に向けてツイートした。 その余計なことは今、起きている問題ではなく、本当に

愛犬のなっちゃん(なつお・ #ボストンテリア )6歳です。夫と犬と暮らしています。愛犬との生活も公開していきますー #犬 #暮らし #フリーランス #フリーライター #フレンチブルドッグ