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都道府県名の由来① 〜北海道〜

どうも西尾です。

今週土曜日に街歩きを実施予定のため、土曜日の天気が気がかりです。

今のところ、土曜日の大阪の天気は曇のち雨、夕方頃に雨の降る予報がされております。

実際に歩くのは昼からなので、何とか天気が持ってくれることを祈ばかりです。


都道府県名の由来① 〜北海道〜

天気予報を見ていると、もう北海道では最低気温3℃なのか!一方で、沖縄県は最高気温27℃と、まだまだ半袖で過ごせそう!などと、思うことが多いと思います。

さらに、天気予報を見ているとふと思うことがあります。

北海道はどうして北海道なのか?

同じく、沖縄県であれば、どうして沖縄なのか?

東京であれば、容易に想像がつきます(容易にと言うと、東京の方に失礼ですが…)。

西の京(みやこ・京都)に対して、東の京という意味で、東京。

京都府の方からすると、今でも本来の京(みやこ)は京都であって、東京へ京を貸して上げているだけだとか(テレビ番組で見たので、嘘か本当かは定かではありませんが)。

と言うことで、都道府県名の由来を一つ一つ見ていきましょう!(簡単に!)というコーナーを勝手に始めていきたいと思います。

先ずは、北海道から。

おそらく、多くの方が大好きな北海道。

その北海道は元々、蝦夷地と呼ばれておりました。

中学校や高校の歴史の授業で習った方も多いはずです。

蝦夷地は異民族が住む土地を表しております。

この蝦夷地が日本の領土であることを世界に認識させるために、名称を改称することになります(明治2年)。

松浦武四郎(北方開拓官に任命)により、六つの案が提案されました(松浦武四郎は幕末〜明治にかけて活躍した北方冒険家)。

「千島道」、「東北道」、「日高見道」、「北加伊道」、「海島道」、「海北道」の六案です。

その中から、「北加伊道」が選ばれました。

蝦夷は「カイ」と読めることから、蝦夷地であったことを地名に残しておきたいこともあり、「北加伊道」となりました。

さらに、既に存在していた「東海道」や「西海道」にならい、加伊を海へと変更して、「北海道」と命名しました。

北海道のカイは、先住民族アイヌの言葉で「国」という意味があるそうです。

北海道はその広さから、14の総合振興局や振興局が置かれております(謂わば、北海道庁の支庁)。

この総合振興局や振興局の名称もアイヌに由来する言葉が多いのですが、そちらはまた別の機会でご紹介したいと思います。

都道府県名紹介、第1回目は北海道でした。

個人的には北海道に行って、海鮮料理を味わいたいのと、十勝でソフトクリームを食べ尽くしたい!という願望があります。






以上になります。

お読みいただきありがとうございました。

〈参考資料〉
宇田川勝司『なるほど日本地理』ベレ出版 2014年9月25日
浅井建爾『日本の地名 おもしろ雑学』三笠書房 2021年3月5日

※地名の由来には諸説あることもございます。


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