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「桜は春に咲くもの」という固定概念
私の住んでいる家の近くには桜並木があって、毎年春になると通勤時間が楽しみなものに変わる。
会社へ行く途中のサラリーマンも
ゴミ出しのために外へ出た主婦の方も
お母さんに手を引かれて歩く小さな子供も
みんな上を見上げて歩くようになる。
こんなにも、様々な人の目を惹く桜はすごい。
桜は、きっと春の気分を上げてくれる一つの要素なんだと思う。
桜は春にしか咲かない。
今まで、そう考えて疑うことは無かったのだけど、その考えが覆ることになる。
恥ずかしながら、私は昨日、春以外に咲く桜があるということを知った。
しかも、1年に2度花を咲かせる桜があることを。
公園へ行ったとき、この寒い時期なのに桜が少し咲いていた。
咲き始め、というよりすでにピークが終わって散っているところで。
品種は「十月桜(ジュウガツザクラ)」と書いてある。
調べると、10月~12月にかけて少しづつ咲き、冬は休んで春にはたくさん花を咲かせるとのこと。
▼参考
もう少し調べると、冬桜、四季桜……と、他にも春以外に咲く桜はたくさんありそう。
写真を撮り始めてから、花に目を向けることが増えた。
「これはどんな花だろう?」
今までは気にしなかったものが見えるようになった。
そして今回
まだまだ世界は広くて知らないことがたくさんあるな
と、改めて感じるきっかけに。
今年の春で、カメラを持ち始めてちょうど1年になる。
さて、今年はどんな花を撮りに行こうかな。