自治体のみなさまへ おうち避難訓練のススメ
「いざ」という時はいつ来るかわかりません。
そして、来た時にはだいたい慌てるものです。
でもいつもやってる事なら慌てません。
洗濯してて洗剤入れ忘れた!でパニックになる人はあまりいない。あー、やっちゃった、でスイッチ切って入れ直せばおしまい。
よくある事なら、慌てずに誰でも対処できます。
つまり、「避難」をいつも体験しておけばいいのです。
都会向けじゃありませんが
避難を「いつもやってる」ことに昇格しておけば、その時に慌てる率は低くなります。と言ってもどうやって?
そこで!オススメするのは
「おうち避難ごっこ」
です。
月に一回、庭でテントを張って半日そこで過ごす。食べ物は缶詰、レトルト、など避難グッズとして用意しているもの。
でも、ここがポイント
無理をしない
無理をすれば続きません。トイレは家のトイレ、風呂も入ってもいい。なんならガスコンロも何回に一回かは使ってもいい。
それよりも、テントでしっかり時間を過ごしてみる体験ができることを重視。
気づきをシェア
おうち避難では、着る物はどうだったか、食べ物は、夜暗くなったらどうした、充電はどのくらいでなくなる、電気がなくなった時の暇つぶしは?身体がかちこちになった?家庭で用意できた物、できなかった物は?
…などなど、さまざまな気付きが出てきます。
それを掲示板でシェア。写真を送ってコメント書いて、みんなでなるほど、と楽しみながら自分を見直せます。
それを分類して「集合知」とする。
自治体手主導で
これを各地域でやれば、各地域ごとの生活環境別にデータが作れます。
支援も個人にある程度任せられる事、自治体側で絶対にサポートしなければいけない事、が分かりやすくなり、予算も備蓄も効率的にできます。
また、各家庭では避難用品が毎月リフレッシュされて、いつ何がきても大丈夫!という状態がキープできます。
面白いから続く
子供のいるご家庭では、これ自体が月に一度のお楽しみイベント。
何より継続していけます。
自治体の皆様へ
一連の組み立て、設計しますのでご相談下さい。