ADHDの継続の難しさと二次障害 どう対策するか
お越し頂き、ありがとうございます。
繊細お節介セラピストのこちゃんです!
介護老人保健施設で非常勤として理学療法士をやってます。😊
記事の内容が伝わりやすいように、さらっと私の特性を書いておきます。
・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・APD(聴覚情報処理障害)
・気分変調症
・HSP
・不安障害
・愛着障害、アダルトチルドレン
今回は、ADHDによる継続する難しさと、うつ病などの二次障害について綴っていきます。
ADHD(注意欠如・多動性障害)の人は、不注意や多動性、衝動性などの特性により、継続することが難しい場合があります。
私は大人になって働き出しから、継続の難しさが顕著に現れているように思います。
ADHDの人が継続できない理由としては、次のようなものがあります。
スケジュール管理が苦手である
同じことを続けるのが不得意である
刺激を求める
礼儀・マナー違反が多発する
衝動的な行動を取りやすく、計画することが苦手である
ミスマッチな仕事に従事するとミスや作業放棄が発生する
私は、精神疾患で遠回りして、理学療法士になるまでに10年掛かったので、30歳になって初めてきちんと働き出しました。
36歳まで同じ職場で働いていましたが、何度もうつ状態で休んでいるので、かなり良くない状況でした。
最近になって昔のことを振り返り、それはADHDのドーパミン欠乏による気分変調症だと理解しましたが、今はそれだけではなかったような気がします。
つまり、ADHDの「継続出来ない」という特性も関係しているように思うのです。
学生時代に幾つもバイトをしていましたが、どれも続かなかったのです。
それなのに、正社員になったからといって、突然続けられるわけがないんですよね。
学生時代にバイトをしていてぼんやり思っていたのが「同じことを続けるのが不得意」ということです。
単純作業が苦手だと思っていました。
それは、「刺激を求める」ということにも重なる部分があるように思います。
一辺倒な仕事がとても苦痛でした。
それを考えると、2つ目に就職した職場は地獄でした。
診るのはほぼ寝たきりの患者さんで、話を交わすことも出来ず、一日に膨大な量をこなさなければならないので、一人に対して5分〜10分でいいから身体を触ってこいと言われる。
一般的に見れば、適当で楽な仕事ではありました。
でもADHDの私には、同じ作業の繰り返しでしかなく、良くなったという喜びもなく、刺激も全くなかったから、毎日苦しんでいました。
更に、上司は自分の常識を押し付けてくる人で、彼にとって「礼儀・マナー違反が多発する」らしく、毎日叱責を受けました。
2人職場であったこともあり、笑顔でいようとしてもどんどん病んでいきました。
うつ状態などの二次的な障害って、こういうふうに、ボタンの掛け違いのような些細なことが重なって現れてしまうもののような気がします。
大切なのは、正しい自己理解。
周りに求めたって世の中は変わるものでもない。
自分を知ることで、自分に合う別の選択ができるかもしれないし、自分で対策が立てられるようになる。
私はこのnoteを書き始めて、自分と向き合い、「知ることの大切さ」を痛感しています。
発達障害の診断してくれた医者だって、カウンセラーだって、細かいことは何一つ教えてくれません。
自分で調べて、自分に当て嵌めて、少しずつ少しずつ咀嚼しながら対策を立てる。
私には、そんな風に生きていくきっかけをくれた方たちがいます。
どうかこの記事を読んだあなたにも届きますように。😊