愛着障害「見捨てられ不安」克服へ

お越し頂き、ありがとうございます。


繊細お節介セラピストのこちゃんです!


介護老人保健施設で非常勤として理学療法士をやってます。😊


記事の内容が伝わりやすいように、さらっと私の特性を書いておきます。


・ADHD(注意欠陥多動性障害)
・ASD(自閉症スペクトラム障害)
・APD(聴覚情報処理障害)
・気分変調症
・HSP
・不安障害
・愛着障害、アダルトチルドレン


私は、コミュニケーション能力が無いわけではないのに、人間関係が難しいと感じることがあります。その理由のひとつに、「見捨てられ不安」というものがあります。


見捨てられ不安とは、家族や恋人、友人など親しい人から見捨てられるかもしれないという不安や恐怖を強く抱く心理状態です。分離不安とも呼ばれます。


見捨てられ不安の原因としては、幼少期からの親子関係やトラウマ、愛着障害などが考えられます。また、境界性パーソナリティ障害(BPD)などの精神障害でも見られることがあります。


私は愛着障害によるものかと思います。


見捨てられ不安が強いと、次のような問題を引き起こす可能性があります。

  • 他者にしがみついたり、過剰に依存したりする

  • 破滅的な気持ちになって自傷や自殺未遂を起こす

  • 相手の感情に敏感で、相手と離れることに強い不安や恐怖、怒りを覚える

  • 一人でいること、孤独になることへの耐え難さを感じる


私はこれら全てにあてはまります。
今は「依存」させてくれる場所が幾つかあるので落ち着いてはいますが、クリニックのドクターやカウンセラーに、こういう傾向をたくさん見せていたように思います。


特にドクターに強い依存傾向があり、酷いときには毎日、それも午前も午後に受診して、少しでも心の穴を埋めようとしていました。


そして、具合の悪いときは自制心も利かずに、泣きわめきながら壁に手をぶつけたり、頭を叩きつけたりして、赤黒いアザを作っていました。

もっと酷いときにはOD(大量服薬)をして、自殺未遂をしていました。


自分の腹の中にある気持ちに耐えきれませんでした。


自傷行為や自殺未遂をすると、少しだけ心が軽くなりました。


それが唯一の救いでした。


そして、未だに、「相手と離れるときには、強い不安や恐怖を感じる」ことがあります。


最近は、ある人がSNSをやめると勘違いしたときに、不安と恐怖が大きくなりました。


さっきまで、身体がクタクタで眠気も強かったのに、薬を飲んでも寝付けなくなってしまったのです。


しかし今は、安全基地(不安になつだたときの心のよりどころ)になってくれる人たちが現れたので、「孤独になることへの耐え難さ」は感じません。


でも、今突然、その安全基地がなくなれば、強い不安や恐怖はやってくると思います。


だから、私はゆっくりでも、自分と向き合う必要があります。



見捨てられ不安の解消には以下のようなことが効果的です。

・不安の背景を知り、不安を解消するためにどんなかかわりを求めていたのかを振り返る

・不安な気持ちが生じたときには、他のことに目を向けて不安をやり過ごす

・自分のなかに潜む「子どもの私」を安心させる

2つ目までは、これまでもやってきたので続けることが大切かと思います。


しかし、私には3つ目の「子どもの私を安心させる」というものが上手くイメージ出来なくて、まだどうやればいいのか分かりません。


でもここまで来るまで、40年もずっと目を向けたことのなかった部分だから、時間は掛かるかとは思います。


安全基地になってくださっている方たちに寄り添ってもらいながら、ゆっくり治していきたいと思います。

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