ADHD 持続性抑うつ状態(気分変調症)で日常気を付けていること
気分変調症では、うつ病に比べると症状は軽いものの、頭が働かないなどの「思考や行動の抑制」の症状が長く続くことがあります。
【気分変調症の症状】
気分がなんとなくさえない、気分が落ち込む・ふさぐなどの「抑うつ気分」
集中力・根気がなくなる、頭が働かない、何をするにもおっくうといった「思考や行動の抑制」
だるさ、疲れやすさ、後頭部・首・肩などの重苦しさ、痛み、 動悸、便秘、下痢、月経不順などの「身体症状」
私は今朝、6:00に目が覚めました。
天気もよかったので、ご飯を食べたら出掛けようと思ってました。
しかし、なかなか起きるに至らない…。
朝から結構な抑うつ気分です。
同時に甘いものが食べたくなりました。
しかし、前に薬の副作用で激太りしたため、今はダイエット中です。
少量で我慢しました。
※余談ですが、糖分には抑うつ感を和らげる作用があると言われ、インスリンが分泌されて、脳内のセロトニンが増加します。
また、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンは、日光浴でも生成されます。
話を戻します。
起き上がって、寝て、というのを5回以上繰り返したところで、ようやく着替えることが出来ました。
とにかくセロトニンが欲しくて(?)日光浴のために外出したかったのです。
そんなこんなで、近所のカフェに付いたのは10:30。
気分変調症は「軽い」うつと言われてますが、本人かなり努力してます、と声を大にして言いたい。
そして、これを書いている今も、頭の働きが悪いなと感じています。
さっき少し甘いものを食べたのですが…。
それでも今は、まだ良い方です。
調子の悪い時は、ベッドから起き上がれないし、一日くちにするのは甘いパンだけ、眠れないという症状がありました。
また、頑張って散歩には出かけられても、抑うつ気分が強いときは頭が重く感じて、前を向くことが出来ません。
よく「前を向いて歩きなさい」と言われますが、善意であってもやめてほしいです。
症状が軽くなれば、普通に前を向いて歩く方が楽なので、簡単に前を向けるようになります。
私が最近、起き上がれないほどの重い症状にならないのは、その日の調子に合わせて過ごすことが出来るようになったからだと思います。
①本当にしんどかったら丸一日でも横になって休む。
②少し鬱っぽいなあ、ぐらいの時は頑張って外出して日光にあたる。
以前は、私は「丸一日休む」が出来ませんでした。
ただ頑張って良くなろうと、しんどいのにウォーキングばかりしてました。
そして、仕事に行けず…。
また、逆に、少し鬱っぽいくなり思い返すと散歩ぐらいなら行けたんじゃないか…と思うような日も、怠けてしまうようなところもありました。
あなたは、どちらかのパターンに陥っていませんか?
大事なのは自分の調子の変化をよく知り、その日に合わせた対応をすることです。
私が、持続性抑うつ状態と20年付き合ってきて思うことは、「医師もカウンセラーも助けてはくれない」ということです。
当たり前なことですが、恥ずかしながら、私はそれに気付けていませんでした。
だから、体調管理を丸投げしているようなところがありました。
ADHDによる持続性抑うつ状態は、治りません。
それだけに、患者側の努力がとても大切なように思います。
自分が楽に過ごせるように、一緒に工夫していきましょう!
少しでもあなたの役に立てれば嬉しく思います。
おまけ
体調管理のために「毎日まめ」というアプリがおすすめです!
5段階でその日の調子を分かりやすく見て取れるし、1行日記もあります。
私はそれまで、通院の際に経過を聴かれても、忘れてしまうことが多く、その時の調子のみ話していたところがありました。
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