生まれて初めてオーバーワークを経験した時の話


毎日note更新7日目。

ご報告があります。

毎日練習・note・ネタ作りを掲げて1週間が経ちましたが

昨日を持ちまして練習が脱退しました。




いや違うんです!

「はやっ!」て思ったかもしれませんが、何事もやりすぎはよくないんです!

練習に関しては週に1日オフにしてリフレッシュをする事にしたんです!

舞台ないのに毎日練習してたら早くもネタに飽きてきたんです!

これはよくない!

ネタは新鮮さが大事ですから!

だから練習に関しては週に1日はオフにしてネタをリフレッシュさせようと!

サボったとかそんなんちゃいますから!

ぜ、ぜ、全然やる気はあるから!

オーバーワークにならないための苦渋の決断です!

今みなさんはこう思っているでしょう。

「このデブ自分で勝手にやる言うといて何を必死に言い訳しとんねん」

何とでも言え!

俺は休む!

てか休んだ!

やってるフリも出来たけど正直者やから!

自分に嘘はつきたくないから!

オーバーワークはほんまに怖いから!


というわけでここからは僕が生まれて初めてオーバーワークを経験した時の話を。


中学時代僕は卓球部だったんですが、めちゃくちゃ練習をサボってたんです。

でそうこうしてるうちに中学3年生になって引退の時期が近くなってきました。

僕は急に焦りました。

「俺はこのままでいいのか。最後の大会ぐらい必死に卓球に打ち込むべきじゃないのか」

そこから猛練習が始まりました。


そして1週間後


右肩が上がらなくなってました。


急な練習に当然の如く右肩が悲鳴をあげたのです。

右肩は言ってました。

「そらこうなるよ。あんた今まで全然練習してなかったやん。急に何やねん、アホみたいに素振りして。こんなしょおもないオーバーワーク初めて見たで」

体の一部のくせに生意気です。


しばらくして今度は右膝を痛めました。

右膝は言いました。

「いやあんたデブやん。デブが急に猛練習したらこうなるて。右肩の時点で気付けよ。こんなしょおもないオーバーワーク初めて見たで」

右膝も生意気です。


結果僕は右半身だけオーバーワークという意味不明なコンディションになりました。


ちなみに僕以外の3年生の部員も全員どこかしら痛めてました。

そう僕たち卓球部は今まで幽霊部員ならぬ幽霊部活だったのです。

みんなで最後の大会だけ帳尻を合わせようとした結果、全員オーバーワークという事態を招いてしまったのです。


大会当日。

エアーサロンパスの匂いがほとばしる集団が会場に現れました。

僕たちが通るたび辺り一面にエアーサロンパスの匂いが残っていきます。

他の学校の選手達は

「え、あの学校エアーサロンパスがスポンサーについてんの?」

と勘違いした事でしょう。


試合が始まりました。

みんな負けていきます。


僕の試合の出番がやってきました。


相手がサーブします。

肩があがりません。

微動だにする事なく相手のサーブが僕の横を通っていきました。


相手は驚いた顔をしていました。

中学最後の大会で対戦相手に仁王立ちの漢が現れたのです。


それはそれは見事な仁王立ちでした。

自分のサーブ以外ほぼ微動だにせず相手の攻撃を受け止めるのです。

面白いように相手の点数が入っていきました。

試合を見ている相手チームのメンバーがざわつきました。

「仁王立ちや。あの漢、見事な仁王立ちや。」


かくして僕の引退試合は終わりました。

引退試合をほぼほぼ仁王立ちで終えた漢は世界広しと言っても僕くらいでしょう。

これは後から分かった事ですが相手チームが僕に付けたあだ名は「弁慶」だったそうです。



いかがだったでしょうか?

オーバーワークの怖さを分かってもらえたでしょうか?

あの悲劇を繰り返したくないんです!

もう弁慶はこりごりなんです!

だからこれから練習は週1日オフにします!

それ以外は毎日やります!

たぶん!

というわけで明日からまた気を取り直して頑張っていきます!

それでは!







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