偉業
今週、私NISSHAN遂にやりました!
約2年ぶりの快挙を成し遂げたのです!
まさかもう一度"あれ"をする日が来ようとは!
今回ばかりは自分で自分を褒めてあげたい!
よくやった、NISSHAN!
えらいぞ、NISSHAN!
これはまさに偉業と言えるでしょう!
え、何をしたかって?
ふふふ。
聞いて驚くなかれ。
何と。
まさかの。
わたくし。
この前。
ウォーキングダイエットを始めたのです!!!
、、、
さあ、皆さんご一緒に!
「だから何やねん!!!」
はい。
とまあ、これ以上ないぐらい他の人からしたらどうでもいいオープニングを飾ってしまったのだが、この「ウォーキングを始める」これはなかなか僕にとっては一大事なのである。
このnoteをずっと読んでくれてる方なら覚えているかもしれないが、遡る事2年前、ずっとウォーキングをすると自分で言い続けて1回だけしぶしぶ行って以来、完全に活動停止していたあのウォーキングなのである。
それをこの度、再開させたのだ!
恐怖の万年食っちゃ寝おデブちゃんがついに動き出したのである!
これを偉業と言わずして何と言おうか!!
ところで、何故僕が再びウォーキングを始めようとしているのか。
それは、、、
「いくら何でも太り過ぎ」だからである。
ちょっとまじでヤバいのだ。
ここが限界と思っていたラインからさらに上に行こうとしているのだ。
デブを超えたデブ、さらにそのデブをもう一つ超えてみっか状態なのである。
デブ3なのだ。
さすがにここまでくると体も何となく不調だし、色々と不具合がある。
今回ばかりは絶対に痩せなければいけないのだ。
だからウォーキングなのである。
というわけで数日前、僕は朝からウォーキングに出かけた。
前日に買っておいたバナナを食べ、家を出る。
このバナナで栄養を取る感じがいかにもトレーニングという感じである。
まあ初日なのだが。
しかもウォーキングなのだが。
家を出て、まずは入念なストレッチをする。
何せ運動なんて全くしてない120キロである。
歩くだけとはいえどうなるか分からない。
しっかりと各箇所ほぐしておく。
そしてたっぷりとストレッチした後、僕は「ほっほ」と歩き出した。
もしこの一連の流れを見ていた人がいたらこう思うだろう。
「いや、歩くだけかい!」
一歩目を踏み出した瞬間、僕は思った。
「これは普通の人間にとっては小さな一歩だが、行動力のないデブにとっては偉大な一歩である」
アームストロング船長、何かすいません。
とりあえずこの日は初日なので、歩く時間は30分を目標にする。
ゆくゆくはもうちょっと伸ばしてもいいが、とにかく初日である。
このぐらいが妥当だろう。
僕は腰をプリプリ揺らしながら歩いた。
今回歩くのは家の周りの住宅街。
僕の家の周りは非常に入り組んでいるので、探索も兼ねたコースである。
今のところに住んで3年半経つが未だに「あ、ここがここに繋がってんのか!」と新たな発見があったりする。
住宅街を歩くのも意外と楽しいもんなのである。
と、歩いていると、途中おばあさんやおじいさんなどの町の住人とすれ違った。
みんなチラッとだけ見て、さっと目を逸らす。
僕は少し違和感を感じながらも、気にせず歩いた。
すると再び町の住人とすれ違う。
その人もチラッとだけ僕を見た。
僕は気にせず歩いた。
するとさらに別の町の住人がいた。
もちろんその人もチラッとだけ見てさっと目を逸らす。
僕は思った。
わしゃ村にやって来たお尋ね者かい!!!
何やチラチラチラチラと!
何がそんなに気になるんや!
ただデブがウォーキングしてるだけやないか!
至って普通の光景やろ!
それを何か、映画とかでたまにある町にやってきた元〇〇犯みたいな感じで見てからに!
何なんや、まったく!
僕はプリプリ怒りながら、腰をプリプリ振って歩いた。
プリプリまみれである。
スマホで時刻を確認する。
10時15分。
歩き始めて約15分ぐらい。
あと半分である。
それにしてもこの10時台。
暑い。
暑過ぎる。
おそらく、というかほぼ間違いなくだが
歩く時間帯を間違っている。
こういうのは早朝か夕方なのだ。
誰が昼に向けて最も暑くなっていく時間に歩くねん。
えらいもんで周りランニングもウォーキングも誰一人おらへん。
さっきチラチラ見られたのはそういう時間帯のミスマッチもあるんかもしれん。
そんな事を考え、汗をダラダラ流しながら僕は住宅街を縦横無尽に歩き回る。
家から家、そして細い路地などくまなく歩く。
そしてやがてこんな考えに行き着いた。
これただの不審者やないか!!!
よう考えたらどこ歩いてんねん!
何で住宅街の中ぐるぐる回ってんねん!
細い路地とか入ってたし!
側から見たら何かの下見してるみたいやないか!
普通もうちょっと歩きやすい開けた道歩くやろ!
だからチラチラ見られるねん!
原因わしや!
と、チラチラ見られていた原因がおそらく分かったぐらいで30分になったので、僕は自分の家の方に戻った。
次回はもうちょっとコースを考えよう。
あと時間帯も。
とまあ課題はあるが、とにかく歩くのは意外に気持ち良かった。
2年前は嫌々30分歩いたが、今回はなかなか爽快だった。
前回は冬で今回は夏という違いだろうか。
夏は歩いていて暑いが、何だか気分がいい。
まあ熱中症だけ気をつけなければいけないが。
とにかくこれなら続けていけそうである。
まずは−5キロ。
それを目標にして頑張ろう。
それでは、また。
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