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【映画感想】20年ぶりの新作!今までの全てをぶち込んだ集大成を観よ!
■映画名
ガンダムSEED Freedom
■鑑賞日
令和6年2月11日
■個人的点数
100点 とにかくお祭り騒ぎ!
■概要
元祖ガンダムの世界である、宇宙世紀シリーズではなく、平成に入ってから別世界軸で制作されたガンダムシリーズ。近年では最も売れたシリーズでしょう(調べたわけではないけど)。そんな作品でも、元のテレビシリーズから20年も経過しているかと思うと少々感慨深いです。
初代ガンダムをオマージュして作られた印象的な作品で、当時から賛否はありました。しかし、キャラクターやMS(いわゆるロボット)には人気があり、一時代を作った作品というのに疑いはないです。個人的にも大好きな作品の一つでしたので、まさかの劇場版にての復活にかなりの衝撃を受けました。
ザックリと感想を述べるなら「やり切った」という言葉を贈りたいです。かなり前の作品なため、ちょっと話も忘れていたものの何とかついていけましたことも重要です。
■徒然なるままに
◎とにかくお祭り騒ぎ
登場キャラクター、登場モビルスーツ、過去の回想シーン等々、色々とお祭り騒ぎな作品となっています。正直、それだけでファンは楽しめることを保証します。あまりに詰め込み過ぎたせいか、セリフもないキャラクターも多数登場しますけど。今までの作品を観てきた人へのプレゼントとも言えるサービスといえます。回想シーンの登場も含めれば、物語に関係するキャラクターはほとんど網羅されています。自分も見落としているキャラクターがいそうなので、もう一回くらいは観とかないといけません。
◎良く詰め込んだと!といいたいが・・・
キャラクターだけではなく、内容もてんこ盛りです。盛りすぎて付いていけない部分もあります。そんな感じなので、せっかく登場した新キャラクターは、かなり薄く描かれているイメージです。色々な意味で感情移入が出来ない上に、既存のキャラクターの濃さや懐かしいモブキャラに押し負けていると感じてしまうでしょう。
ストーリー展開はジェットコースターのように進んでいき、飽きることはないです。ただ、テレビシリーズ等で制作されていたら、もっと素晴らしい作品になる可能性を秘めていたため、ちょっと残念でした。
◎戦闘シーン多すぎ!いいけど!
とにかく、戦闘シーンが多いです。もしかしたら、7割くらいは戦闘シーンなのではないだろうか??制作者が嬉々として作っていそうな感じが伝わってきます。それぞれの戦闘シーンも丁寧に作られ、クオリティーも高いため好感を持てますが・・・その多さゆえに、少々疲れてしまうという弊害もあります。今作は、戦闘に参加するキャラクターも多いため、結構頭を回転させながら視聴していました。
◎まさかの登場!あのMSが!
主役級の乗る赤い機体・・・まさかのギミックです。前情報でも知らない限り、誰も想像できないでしょう。想像できた人は神の領域?!ってすら思います。
それ以外にも往年の名MSであるゲルググとギャンを出すなんて・・・憎い!!
主人公機も最終的にやり過ぎ感が出ていて良いです。この作品は主人公無双も売りですからね、やっぱりやりすぎなくらいが丁度いい!
◎若干のご都合主義だってかまわない
正直、最後の方は??的な展開も多いし、なんか強引な突破をされた感じもいなめません。無理やりな大団円です。でも、それでいいのです。映画だし!最後の作品だし!やり切った感が満載なこの作品に、賛辞と感謝を贈ります!今まで、シリーズを観ていた人は必ず観ることをお勧めします!