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【映画感想文】 「ルックバック」 漫画で号泣したのに、映画でも号泣した



二ヶ月ほど前、母と映画館へ観に行きました。


私は、今では300冊近くの漫画を持っているのですが、その中でも「ルックバック」は、私が1番初めに買った漫画(単行本)です。
買ったその日に読んで、号泣した覚えがあります。そのあと、この漫画のすごさを知って欲しくて、母にも読ませました。


「ルックバック」は、思い入れのある一冊。
アニメ映画化すると聞いて、正直なところ不安でした。(原作オタクの悪いクセ)

でも、予告を見て、その不安は吹き飛ぶどころか、予告だけで、泣いてしまいました。(そして、何度も見返した)

これは見なくては!

映画が公開されて、4日目に行きました。
漫画で号泣した私。映画ではどうだったかというと…


もうめちゃくちゃ泣いた。

あらかじめ、涙もろい母を引き連れていたので、自分がそこまで泣くことはないと思ってたのに。(自分よりも泣いてるやつがいると、なんか冷めてくるじゃん)

展開だって知ってたのに!!セリフだって知ってたのに!!(ほぼ丸暗記してた)
母よりも泣いてしまった!!

しかも、めちゃくちゃ良い所で、大いびきかいてるおっさんいた(許さん)のに、もう大号泣。


パンフと単行本と映画入場特典


まず、全体のアニメーションの動きが、良かった。
光がさして、淡〜い感じ(エモい)になってるところとか。
京本の猫背で、動きがのろいところとか。
でも、藤野を前に興奮すると、めちゃくちゃ動き速くなるところとか。
藤野のあの、スキップする雨のシーンの動きや表情が、まさに、漫画を読んでる時に思い描いていた映像だった。

声も良かった。
藤野のカッコつけてクールに振る舞ってるように見えて、気持ち抑えきれてないところとか。
京本の訛りとか。
プロの声優さんじゃなくて、俳優さんがやってくれたおかげで、変にアニメっぽい感じがなくて、キャラクターが自然でよかった。

音楽も良かった。
あとでパンフ見たら、音楽を担当されたharuka nakamura さんのコメントで、讃美歌のような曲をイメージして作られたそう。
ほんと、大きなステンドグラスとオルガンのある教会で、聞いているような気分になりました。歌詞がないから、音楽がアニメの雰囲気を壊すことなく、むしろ、音楽のせいでもっと泣いた。

↑これ見て、何度泣いたことか


さいごに。
まだ、追加上映で、結構いろんな映画館でやってるみたいだから。
ぜひ。見てみてください!
1時間弱と、かなり短い映画なので、おすすめです。






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