高齢社会白書、健康寿命が女性75.38歳・男性72.68歳で「平均寿命の延びを上回る」
*「最適な介護」を実現するための情報紙*
_/_/_/_/_/日本介護新聞ビジネス版_/_/_/_/
*****令和4年6月23日(木)第771号*****
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高齢社会白書、健康寿命が女性75.38歳・男性72.68歳で「平均寿命の延びを上回る」
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政府・内閣府は6月14日「高齢社会白書」の令和4年版(以下「白書」)を公表したが、これによると令和元年で「健康寿命」(=日常生活に制限のない期間)は女性が75.38歳、男性が72.68歳だった。また平均寿命は、女性が87.45歳、男性が81.41歳だった=グラフ・内閣府HPより。黄色のラインマーカーは、弊紙による加工。
白書では、健康寿命の延び方を平成22年と令和元年で比較しているが、これによると女性は1.76年、男性は2.26年延びている。同じ期間における平均寿命の延びは、女性は1.15年、男性は1.86年で、男女ともに健康寿命が平均寿命の延びを上回った。
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