人生でものすごく好きな本たち
ホットゾーン(リチャード・プレストン)
→エボラ出血熱の話。上下巻あるけど、めっちゃ面白い。私は昔からウイルスにとても興味を持っているので、ウイルス関連の本は結構読んでるけど、その中でも秀逸です。CDC(アメリカ疾病予防管理センターに勤めたかった 笑)
シーラという子 (トリイ・ヘイデン)
→トリイヘイデンのシリーズは全部読んでるけど、やっぱり一番最初のシーラを。。。虐待された子供達の話です。どの話も実話なので、必ずしも救われるわけではないけれど、それでもやっぱり読んでしまう。
24人のビリーミリガン(ダニエル・キイス)
→こちらも実話系。ダニエルキイスと言えば「アルジャーノンに花束を」が有名で、そっちももちろん好きだけど、24人のビリーミリガンは衝撃的だった。
殺人犯はそこにいる(清水潔)
→ある書店員さんが仕掛けた「文庫X」で話題になった作品。完全にノンフィクションです。この著者の執念に敬意を表すると共に、くだらない事情で殺人犯が野放しにされていることに憤りを感じる力作。
護られなかった者たち(中山七里)
→映画も公開ちう(2021年12月)。小説ですが、実際に事件にならないだけで、こういう事案は社会の至る所で起きているんだろうなと感じさせる作品。
社会の弱者として生きるしかない人々を護るものはいないのだろうか?
ハンニバル(トマス・ハリス)
→「羊たちの沈黙」のレクター博士が主人公の続編。
小動物だけど、結構怖い話が大好きさ。でも極上の恐怖じゃないとダメなのよ。
レクター博士のシリーズ以外だったら、ジェフリー・ディーバー著のリンカーンライムのシリーズも面白い。(これも映画になってるね。ボーンコレクターとか)
あと、絶対面白怖いのは「ミレニアム」シリーズ😆
長い冬(ローラ・インガルス・ワイルダー)
→中学生の頃から、もう繰り返し読んでる大好きな本。ローラのシリーズは全部持ってるけど、その中でも特にオススメなのが、この「長い冬」と「農場の少年」(←ローラの夫のアルマンゾが主人公の話)
京極堂シリーズ(京極夏彦)
→これはぜひ講談社文庫の分厚いシリーズで読んで欲しい。表紙の造形が美しいのです。あと、実はシリーズで全部繋がっているので、読むなら、第一巻の「姑獲鳥の夏」から順番にね。
理屈っぽさと不思議感の絶妙なミックスがたまらない。
これいただくわ(ポール・ラドニック)
→これは図書館で何回も借りたので、「もう買っても良い」と思い、買ったもの。今でも1、2を争うほど大好きな作品。
くだらなくて、めちゃくちゃで、面白くて、元気がない時にいつも読んでる。
気になる部分(岸元佐知子)
→変な本ばかり翻訳する翻訳者として一部のマニアの間では有名な岸元佐知子さんの初エッセイ集。
この後もエッセイ何冊か出してるけど、これが一番面白い。
尾崎翠全集(全一巻)
→尾崎翠さんは大学で習って大好きになった作家。
特に好きなのは、「こおろぎ嬢」と「第七官界彷徨」。今は、多分ちくま文庫の作家別シリーズの「尾崎翠」が一番手に入れやすいかな。
作品自体が少ないので、代表作の「第七官界彷徨」くらいしかないの。