見出し画像

勉強するならやっぱ紙

こういうと老害だと思われるかもしれない。

アナログとデシダルどちらがいいか。

もちろんデジタルが便利だと思ったものはデジタルを使っている。

しかしまだ、すべてデジタルが便利だともいえないのが事実。

たとえば勉強をするなら…

参考書や問題集は

紙の本か?電子版か?

授業をとるノートは

紙ノートか?ノートアプリか?


数年前にタブレットとペンシルを買ったので、

せっかくだからデジタルで勉強しようと

電子版の参考書を買い、ノートアプリをダウンロードした。

しばらく使ってみて、

便利だと思えたことはただ一つ。

“どこでもすぐに勉強”できることだ。

タブレットにすべての情報が入っているし、

クラウドに保存しておけばスマホでも確認できる。

この点はよかったのだが…


デジタルでの勉強は

“勉強に集中する”という点ではデメリットが大きかった。

たとえばペンシルで書き込むとき。

文字が表示されるのにどうしてもタイムラグが生じることや、

いちいちページを拡大しなければならないことがめんどうだった。


もう一つのデメリットが

“やった感”がないこと。

参考書や問題集のうちどのくらい進めたのか、

ゴールまであとどれくらいか一目でわからないのだ。

やってもやっても終わらない感覚に

勉強のモチベーション低下につながってしまった。


デジタルでの勉強を数年前に初めて挑戦して以来、何度か試みたが、

結局アナログに戻るのだった。


今回の資格勉強では

迷うことなく紙の参考書と問題集を買った。

どこに何が書いているのかすぐにわかり、

好きなところに好きなように書き込める。

これが一番ストレスのない勉強法だ。


さらに問題を解くノートもやはり昔ながらの方法で。

使うのはB5罫線7mmの大学ノート。

(ルーズリーフとかも試したがやはり違う。大学ノートでなければ。)

1ページの右5センチ幅くらいで縦線を引いて、

左の広いスペースに問題を解き、

右の小スペースに間違えた問題の解説、ポイントを書く。

試験前にこのノートさえみれば、間違えていたことろの振り返りができるのだ。

高校のとき先生に教わって以来、ずっとこのやり方だ。


手書き、紙で勉強をするということが

どれだけ“勉強”に集中できることか…

思考を瞬時に書き起こすことがいかに大事か…

紙を経験している人にはきっとわかるだろう。


若い子たちへ

デジタル化が進む中でも

紙での勉強というのを捨てないでほしい。

いいなと思ったら応援しよう!