ホルモンバランスの乱れー心と体の声を聴くー
季節は初夏へ
久しぶりにnoteに向かいました。
冬を越し、美しい桜の季節は、アッという間に青葉へと変わりましたね。
ホルモンバランスの乱れ
日照時間が短くなる頃、秋から冬にかけて、月経、排卵、月経前の不調の繰り返し、心は乱れに乱れ、それは大海原の大航海のようだとも、出口の見えないトンネルに迷い込んだとも思える季節でした。
自己紹介でもお伝えしていますように、休み休みですが不妊治療を長年取り組んでおります。保険適用を待って、また再開準備に入っております。
保険適応を待つ間、自然に流れゆく女性の性周期を鬱々と過ごしていました。下腹部の痛み、頭痛、不眠、イライラ、涙もろさ等々…
誰か助けて、、、
そんな気持ちでした。
春までに、不妊治療の再開までに、元の調子に戻らぬものか。。。
願う、願う、願う、、、
そんな気持ちでした。
祈る思いで漢方医へ
私生活、仕事に支障が出ることが不安で、年明けに漢方医の門をたたきました。
漢方の診察は、四診(望診、問診、聞診、切診)というもの
*望診(ぼうしん)・・・視る診察
顔色、皮膚・爪の色、舌、歩き方
*問診(もんしん)・・・自覚症状の聞き取り
冷え、熱感、のぼせ、食欲、便通、排尿、睡眠、運動、頭痛、肩こり、
月経周期、飲酒や喫煙、仕事やストレス、ライフスタイルなど
*聞診(ぶんしん)・・・聴く診察や感覚的な診察
話し方や表情、声の大小、お腹の音、呼吸の音、口臭、体臭など
*切診(せっしん)・・・触れる診察
手足の温度、むくみ、手汗、足汗など
「脈診」ー 脈のリズム、強さや速さ
「腹診」ー お腹の皮膚の温度、緊張や膨満の有無、発汗、水が溜まってぽちゃぽちゃしていないかなど
総合病院の診察とは大違い
問診でさえも、そんな細やかに尋ねられましても、、、
自分の体のことなのに、、、
えっと、、、どうだっけ???
看護師・助産師でありながら、そんな有様でした。
電子カルテと対峙する総合病院の診察とは別の世界。
自分も気づいていない、自分の体の声を聴いたような感覚でした。
心と体の声に耳を傾け
そこは、頭痛外来という診察もなさっており、緊張性頭痛の治療と冬の間、不定愁訴に応じた漢方薬の調整を繰り返していただきました。
そして、やっと、この初夏の間近、調子を取り戻しつつあるような感覚が出てきました。
心の声はもちろん、
体の声を聴く、感じることができるのは自分自身だけです。
私の好きなヨガの世界でも、そのことをとても大切にしています。
ストレスや性周期や更年期ホルモンの乱れなど、ひと月のうちでも女性の心と体の調子は平坦なものではありません。
今つらい方、いらっしゃいませんか。
一番は休息です。
それができれば、それで良くなればいいのですが、、、
恐縮ではございますが、私の体験から申しますに、休息、息抜きをしても不調が長引く場合には、早めの受診を切にお勧め致します。
心と体の調和
心の健康、体の健康、調和がとれていてこそ、毎日が楽しいと言えるでしょう。
時には休み、自分を労り、明日へのパワーを充電する。
分かっていたはずなのに、改めて実感したことを綴りました。
最後まで読んでくださって、誠にありがとうございます。