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【4コマ漫画】クルミを焼いて食べる。子どもの世界に浸る時間。
50年前 昭和の北海道。まだ開拓時代の名残が?!
50年前のうちの周りは、屋敷林や、リンゴ畑がありました。
今ほど 整然とした北海道という感じではありません。
どこか、開拓当時の名残のような。
私は内向的な子どもでしたから、家で過ごすのが好きでした。
北海道の土地は広いので、両親は声も届かないくらい遠い畑や田んぼのずっと向こうで働いています。
一人でぼんやり家の中で過ごしたり、
誰にも気づかれずに 家の周りをうろうろしたり。
そのうちに姉が学校から帰ってきます。
秋になると、人知れずクルミの実が落ちていて、それを拾い
薪の風呂釜で焼きます。
かなり小さい時から、風呂焚きは私の役割だったので、焚き付けと一緒に釜の中にクルミを入れて。
適当な時間をおいて、取り出します。
固いクルミの殻にすき間があって、そこにナイフの先を入れると、パカッとうまく開きます。
そうやって、それなりの労力を費やしても クルミの中身はほんの少ししかありません。
実の部分が そっくり取れた時には、爽快感がありうれしかった。
でも、ほとんどはうまくいきませんから、箸の先でつついてちまちまと食べるのです。
学校から家に帰り 一人だけの のんびりした時間。
今も、一人の時間は至福の時。
部屋でマンガを描いて、こうしてnoteにブログなど書いていたら最高に幸せ。
これは、持って生まれた変わらない私の性質なんでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます💗