【ショートマンガ】私の心の傷、そして自分の子どもはシュタイナー学校へ
自分に行動力がないとか、積極性がないこと。
この年齢になれば自己評価ができるようにになります。
それをあえて指摘することに 何の意味があるでしょう。
しかし、私はこの先生に何度も指摘されました。 この時も含めて。
特にこの先生は ”率先”という言葉を モットーにしていたので、
私のような生徒は それに反するわけです。(古めかしい言葉ですが)
そもそも、この”率先”という言葉は強制的でせかされるような感じがしてなりません。
子供達が率先して行動することによって、喜ぶのは大人ではないか。
教師である彼自身を含めた大人が、子どもに期待することではないでしょうか。
また、”率先” という言葉は、会社組織の中で効率よく成果を上げるために、上から下への命令のようにも感じます。
私は、子どもは自分の気持ちに正直に行動できることが大事だと思っています。もしそれが反社会的行動なら、もちろんそれを正していくかかわりは必要でしょう。
一生の間で、子どもでいられる時間はとても短い。
その、貴重な時間は 子どもが そのままの君でいいと認めてもらえること、そこからでしか 成長できる道はないと思います。
今の私なら、”こんな私だ。それでいいじゃないか、何が悪い!?” と開き直ることもできますが、この時の私は先生の言葉を そのまま受け止めるしかありませんでした。
先生は私に指導しているつもりになり、私はただ心に傷を負っただけでした。
以前にも書きましたが、こんなことが重なって、私は先生と言う存在に幻滅してしまったのです。
そして、自分の子ども達にはにこんな経験をさせたくないという思いが強くなりました。
加えて、テストや受験の勉強に終始している日本の教育に疑問を持ち、 若い時代のほとんどをそこに費やすのは あまりにももったいないと思うようになりました。
自分の子どもたちには 学ぶ楽しさを感じながら学校生活を送ってもらいたい、そんな思いからシュタイナー教育を選びました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。