【始めての一人海外振り返り】ノルウェー・スコットランド編
こんにちは😁 ようすけです。
私の自己紹介は下記の記事をご参照ください↓
先日始めて一人で海外に行きました。
今回は、初めての一人海外で得たもの、これから活かしていきたいと感じたことをいつでもこの記事を読むことで思い起こせるように記事にまとめることにしました。
各所で撮った写真を添えて、振り返っていこうと思います☻
※画像はクリックすると拡大して閲覧できます。
今回は出張(歯科医師の学会発表)ということで、ノルウェーで開催された「第98回ヨーロッパ矯正歯科学会」に参加しました。
本記事は下記の流れでお話していきます☻
★ 一人で海外に行こうと思ったきっかけ
今回の出張に参加しようと思ったきっかけはざっくり下記のような思いからでした。
以上の思いから、「思い切って欧州いってみるか!」という気持ちになり、国際学会参加を決めました。
学会に参加したのは2023年6月でしたが、学会発表のための抄録の締切は2022年12月でした。
12月の時点ではまだまだコロナの規制が厳しく海外渡航の許可が職場で下りない状態でしたが、ダメ元で抄録をだしてみることにしました。すると今年のGW頃になんとか5類に移行し、規制も緩和され無事行くことができるようになりました☻
今回の旅先はノルウェーでしたが、前々からスコットランド(エジンバラ)に興味があり、なんとか今回の道中で行くことができないか模索しました。
調べてみると、自分の学会発表の時間に支障をきたさない範囲で、日帰りなら行くことができそうだったのでエジンバラにも行くことを決断しました。
★ 事前準備編
学会参加を決断してからは、「一人海外」とGoogleで検索するようになり、Youtubeでも同様に情報を収集するようになりました。海外渡航においては、下記の不安点があり、一つ一つ整理していきました。
①時差 移動時間
東京とノルウェーの時差は7時間で、東京の方が7時間進んでいました。また、日本から直行便は出ておらずドバイもしくはトルコで乗り継ぐという形になりました。
今回はターキッシュエアラインを利用し、イスタンブール空港を経由して行くこととしました。
日本からトルコまでが13時間、トルコからノルウェーまでが4時間程の移動時間となり乗り換えも合わせると丸一日の移動になりました。
こんな長いフライトの経験はないので、どう過ごそうか、体が痛くならないか心配でした。
②飛行機での過ごし方
長時間のフライトを耐えるために、ほんとに準備しててよかったと思ったのは「ネックピロー」でした。
常に首もとに枕がある感じで、首の負担が軽減されストレスなく寝ることができました。
あとは、「使い捨てスリッパ」を持っていってたおかげて、機内で靴を脱いでリラックスできました。
一つミスったのは、「事前に飛行機の座席指定をしていなかったこと」で、空港で座席を指定したため通路側ではなく窓側の席となり、トイレに行くときに周囲に気を使う状態でした(通路側の人に席を立ってもらう必要があるため)。
事前に通路側を取っとけばよかったと思いました。
③両替
ノルウェーの通貨は、「ノルウェー・クローネ(NOK)」といいます。始めて聞きましたが、調べてみるとほとんどの決済がカードで可能とのことで、VISAとマスターカードを用意しすべての決済がカードでできました。念のためノルウェー・クローネの紙幣も用意して行きましたが、一度も使う機会はありませんでした。
④電源、WiFi
コンセント関係は↓を用意してたのでなんとかなりました。
また、調べもの等で携帯を使用する頻度が高く、電源が切れそうになることが多く、モバイルバッテリーにも助けられました。
また、空港や目的地ごとにほぼWiFiがあったこと、携帯(au)で「世界データ定額早割」で事前に該当日時分申し込んでいたため、電話やネットワークには全く支障なく過ごすことができました。
⑤食事
「どうしても食事が合わなかった時用に日本の食べ物を少し持っていっておいた方がいい」とアドバイスをいただき、インスタント食品やお菓子も持っていきました。
結局インスタント食品を食べることはなかったのですが、ちょくちょく小腹が空いた時にお菓子は食べました。ふと日本のものを食べたくなるタイミングがあったので持っていっててよかったです。
⑥旅程表
今回は、ノルウェーやスコットランドなど複数の国を訪れること、それぞれ時差があることも踏まえ、入念に旅程表をつくりました。
ノルウェーに何時に到着して、その時の日本時間は何時なのかなど細かく準備しておいたお陰でテンパることなく滞在することができました。それぞれの目的地やフライトの時間について現地時間と日本時間で把握できるようにしていました。
⑦時計
iphone, apple watch, macbookともに位置情報に合わせて時間が自動設定されるため、ストレスなく時刻を確認することができました。
また、日本へ連絡する必要があるときに「日本は何時かな?、送っても大丈夫かな?」と心配する手間をなくすために、同時に日本の時間も確認できるようにしていました。
それではここから、一日ごとに振り返りをしていきます↓
・1日目 日本からトルコへ移動
初日は21時に日本を出発し、トルコのイスタンブール空港に行くという段取でした。
余裕をもって昼頃に栃木を出て、夕方前には羽田空港第三ターミナルに行きノルウェーとスコットランドの滞在に備え、ノルウェークローネとポンドの紙幣へ両替を行いました。
無事、搭乗するとすぐ晩飯が出てきました(さっき食べるんじゃなかったと後悔笑)↓
ご飯を食べた後は消灯され、すぐ寝落ちしました。ブランケットが支給され、ネックピローを持っていってたおかげて、スッと寝ることができました。
・2日目 ノルウェー到着 学会会場+観光
なんだかんだ起きて寝てを繰り返したり、機内の映画を見ているうちにトルコが近づいてきました。(お気に入りの電子書籍やYoutube動画をダウンロードし、オフラインで見られるようにしておけばよかったと少し後悔)
無事イスタンブール空港につきました。
しばらくして無事ノルウェー行きの飛行機に乗ることができました
オスロ国際空港に到着しました。
今回の滞在地はオスロで、ノルウェーの首都になります。
入国審査も終わり、スーツケースも無事受け取り(ロストバゲージしてないかドキドキしてました)、オスロ空港内を物色して回りました。
そして軽く空港のカフェで昼食を取り、電車でオスロ市街地に向かいました
オスロ中央駅に到着しました。学会会場やホテルは駅から徒歩圏内であり、とても便利でした。ホテルに荷物を預け、市街を探索しました。
天気もよく、日差しが強く感じました。日焼け止めを多めにもっていっておいてよかったと思いました。
ノルウェーは寒そうと思ってましたが、基本的には日本と気温は大きく変わらず、日本の同時期と同じ格好で問題なく過ごすことができました。(行った時期が6月だったからかもしれませんが)
一通りの探索後、学会の参加登録や発表予定のポスターを掲示する必要があったため、学会会場へ行きました。
この日はオープニングセレモニーもあるということで参加しました。
その後、会場を後にしました。
ノルウェーは「白夜」で夜の時間帯でも明るく、深夜も日が沈まない(夕暮れみたいな感じ)ような時期でした。
このままホテルに帰る予定でしたが、「白夜なら夜も観光できるかも」と思い、急遽夜から観光することにしました。「ヴィーゲラン彫刻公園」という有名な観光地に行きました。 市街からトラム(路面電車)を使い気軽に行ける距離にありました。
公園にいるときの時刻は21時でしたが、ランニングしたりモルックをやっている人が多くいて、カルチャーショックを受けました。
観光後、ホテルに戻り翌日にエジンバラに行くことも考慮し早めに就寝しました。
・3日目 エジンバラ観光、アムステルダム空港泊
この日は強行スケジュールで日帰りでエジンバラに行く予定としていました。
朝にオスロを出て、夜に帰ってくる段取でした。
約1.5時間のフライトでスコットランド(エジンバラ)につきました。直行便があり、乗り換えは不要でした。
今回のエジンバラ観光は日帰り弾丸ツアーであり、飛行機の便の関係等で実際の滞在時間は3,4時間でした。それでも充実度が高く思い切って行ってみてよかったです。
帰りの便は直行便をとることができず、エジンバラからオランダ(アムステルダム)を経由して、オスロに帰る形でした。
しかしアムステルダム行きの飛行機が遅延しているということでエジンバラ空港で時間を潰しました。
2時間以上の遅延がありましたが、飛行機に乗りアムステルダムに行くことができました。が、遅延に伴いアムステルダムからオスロ行の便には間に合わないとのことで、その日中にオスロに戻ることができなくなりました。
そのため、アムステルダム空港で夜を越さなければならなくなりました。
航空会社から振替便の案内を受けましたが、その便では明日の学会発表時間に間に合わない可能性あるため、なんとか別の便を探して予約をしました(アムステルダム空港→デンマークの空港→オスロ空港という便)。
一回空港の外に出て宿を探すのも大変なので、その日は空港で寝ました。
・4日目 アムステルダムからオスロへ移動、学会発表
アムステルダム空港で一晩過ごし、オスロに向けての移動から一日が始まりました。
まずオスロに戻るための経由地であるコペンハーゲン空港(デンマーク)に向かいました
コペンハーゲン空港に無事到着し、オスロ行きの飛行機に乗り換えるために空港内を移動しました
そして、なんとかオスロ戻ってくることができました
やっとのことでホテルに戻り、シャワーを浴び学会会場へ向かいました。「学会発表=スーツ」という印象が日本ではあったんですが、私服で参加している人がほとんどでした。
学会発表は、ポスター発表形式で、約一時間程ポスターの前に立ち、質疑応答を受け付けるという形式でした。
自分の隣にポスターを掲示していたドイツから来ていた先生とずっと意見交換(矯正治療の違いやその他世間話など)をしてました。
そんなこんなで無事発表の時間を終わることができました。
学会発表の責務も終え、そのままオスロ市街の観光をしようと思い、「ムンク美術館」に行きました。オスロ中央駅から徒歩でいけます。
そのまま近くで晩飯を食べ、ホテルに戻り倒れるように就寝しました。
・5日目 学会最終日+オスロ発
この日はオスロ最終日で、夕方には日本へ向けて出発する予定になっていました。この日はがっつり学会会場で学会参加しました。
ランチ後も学会に参加し、帰りのフライトの時間が近づいてきたためポスターを撤去し、学会会場を後にしオスロ国際空港へ向かいました
空港へつき、手荷物検査が終わりお土産を物色しました
お土産に夢中で入国審査の時間配分のことをすっかり忘れており、入国審査場についた頃には搭乗終了時間が迫っていました
なんだかんだで無事搭乗でき、イスタンブール空港へ向かいました
19時ぐらいにオスロを出発し、23時ぐらいにトルコに到着しました。
日本行きの便まで3,4時間程時間を潰すことにしました。
・6日目 トルコから日本へ帰国
イスタンブール空港で日付が変わり、東京行きの便を待っていました。
トルコを現地時間2時頃に出て、日本へは日本時間で19時ごろに到着し、ほぼ一日移動だけで終わりました。フライト中に寝てしまうと日本に着いてから寝られなくなるとわかりつつも、旅の疲労や機内の照明は暗く結局寝て過ごしました。
そして無事羽田空港に到着し、諸々のチェックを終え帰路につきました。大きなトラブルなく目的地へ行くことができ、とても貴重な経験になりました。
機内で寝ていた分、全然眠くはならず2,3日程時差ボケを感じましたが自然と順応していきました。
★ 今回の旅を振り返って
以上のような過程を経て、紆余曲折ありながら無事一人海外出張を大きなトラブルなく終えることができました。
今回の初めての一人海外の経験では以下のことを痛感しました
一つずつ解説していくと
①英語力の低さ
→なんとか一人で海外に行ってもやり過ごせる英語力はついてきましたが、細かく自分の思いや考えを伝える力はまだ備わってないなと思いました。また、飛行機が遅延したときに、それに対する補償等について詳細に聞きたかったのですがどう聞けば良いのか分かりませんでした。
引き続きスキルアップしていく必要があると思いました。
②文化の違い
→改めて、日本の文化の素晴らしさ(丁寧さ、几帳面さ)を実感しました。海外が悪いというわけではないのですが、日本はとても安全でしっかりした国なんだなと再認識しました。
③違う文化にふれる
→すべてを考えるときに「日本基準」で考えてしまっており、ネガティブに海外の悪いところをみる(ものを雑に扱う、ルーズであるなど)傾向がありました。しかし、それぞれの国の価値観があり、その国ごとの基準があることを実感しました。日本を基準として見るのではなく中立的な立場でそれぞれの文化のいいところを見れる様になりました。
④何事も経験
→今回のように記事にまとめることができたり、人がしない経験をすることは貴重なことなんだなと認識するようになりました。今回の出張を経験している未来としていない未来では雲泥の差があると思うし、経験できるものは積極的に経験していくことが大事だなと思いました。
⑤’挑戦’により得られることの大事さ
→④の話にも通じますがやっぱり挑戦は大事だなと思いました。「できるできないではなく、やりたいかやりたくないか」で考えることで心の底からやりたいこと、なりたい自分像をイメージすることができるようになりました。さらにもっともっと飛躍を要請されるような「現状の外側」のGOALを設定することで人生は加速していくんだということを自分自身の経験をもって学ぶことができました。
今後は下記を大事にし日々生きていこうと思います☻
ここまでご覧いただきありがとうございました!
気になること、なにかお力になれることがありましたらいつでもお問い合わせください😁