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好|生活のこと

お久しぶりです、こんにちは。

お元気ですか?
流石の11月、こちら九州ではすこし肌寒くなってきました。
でもまだ薄手のアウターで大丈夫かな?
これは今年は暖冬か?

さて、冬といえば。
こたつにストーブ、ポカポカのパジャマ。

冬の暮らしは、なんだか心まで温まる。
なんだか可愛い。

暮らすこと、生活することは
わたしの趣味でもあります。
趣味?なんて変な事言うのでしょう。

でもこれが、本当なんです。

今日は、そんなわたしの大好きな生活について
お話します。

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生活が好き

わたしの母は、インテリアや生活術の本を読むのが好きで、家にはそういった実用本がたくさんありました。

当時はカントリー調のインテリアが流行っており、「わたしのカントリー」という雑誌はいつも家にあったし、
賃貸住まいだった我が家は、「賃貸インテリア」の本も何冊かありました。

最初はおままごとの延長で
家の中にこんなベッドがあったらな、
こんなキッチン憧れるな!なんて
そんな気持ちで見ていたのですが、
実用本にはさまざまな生活の知恵や
暮らし方も書いてあります。

そのうち、いろんな人の人生観の著書を読むようになりましたが、人それぞれの暮らしにはその人それぞれの人柄まで反映されていることに気づきました。

「暮らし」が「人柄」に出るのか、
「人柄」が「暮らし」に出るのかは分かりませんが、多くの著書はより一層、わたしを暮らし好きにさせたのでした。

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暮らしは楽しい、美しい

わたしは家事は嫌いですが、暮らしは好きです。
お風呂に入るのが面倒なのも、暮らしですよ。

朝起きて、うわー起きたくないなと思いながら一生懸命起きる。
ボサボサパジャマの寝ぼけ眼で歯磨きをする。
ケトルに水を入れスイッチを入れる。
ピンクのガラスのコップを取り出し、
沸いたお湯とお水を入れ、白湯を作る。
ぼーっとした頭で白湯を飲み、さて、と家中のカーテンと窓を開ける。

こんななんでもない流れが
なんでか分からないけれど
わたしの心にスマッシュヒット。(なんだそれ)

なんかいい。
なんかすき。

朝、窓についた結露。
凛とした空。
しん、と静まり返る部屋。
大好きなコップにキラキラと輝く水。

全てを写真に収めたいくらい
とてつもなく美しい。

わたしの目に映ったものがそのままTV番組になるならば、毎日ゴールデンで見たいくらいです。

そんな一瞬一瞬をとどめておきたくて、わたしは暮らし専用のインスタグラムアカウントを作りました。

自分の生活は、他の誰より知っています。
切り取ったのはほんの一部分でも、
その時考えていた事、コーヒーの味、
夕ご飯の味付け、さまざまなことを思い出せます。

ああ、わたしちゃんと暮らしてるな。
とっても安心するし、やっぱり何度見ても生活は美しい。

きっと、生きてることが好きなんだと思います。

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暮らしの共有

何も暮らしが好きなのは、わたしだけではありません。

暮らしの話で盛り上がれる友人はたくさんいます。
わたしのインスタグラムを、なんやかんや楽しみにしてくれているわずかな物好きさんも、いてくれます。

わ!このカーテンかわいいね!
食器はどこにしまってるの?
今日は夕飯豚汁なんだね!美味しそう〜。
食器洗うのずっと見ちゃう〜。

マニアです。

当たり前です。
だってみんな、暮らしてるんだもの。

わたしだってみんなの暮らし見たいよ。
できることなら定点カメラを設置して
たくさんモニターのある部屋で
いろんな人の暮らしを見たい。

わあ、それは楽しいだろうなあ。

掃除の癖や、食器を洗う順番
ゴミ袋は大きいのか小さいのか、
お風呂掃除どこまでするんだろ?

ね、考えただけでもたのしいでしょう。
(そうでもない方は、頬杖ついててもいいのでもうしばらくお付き合いください)

だからわたしは、自分で自給自足。
自分の暮らしを見て満足しています。
あわよくば、いいね!と言ってくれる人がいたらいいなあ、と暮らしの共有をしています。

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完璧じゃないのが、生活。

生活は、ただただ生きて活動すること。
実用本のように完璧じゃなくても
それが完璧。

お風呂入りたくない時もあるし。
食器洗ってない時もある。
なぜか洗濯物が何回回しても終わらないときもあるよ。

でもわたしは上機嫌。

朝寝坊して昼に起き、お昼ご飯を食べていたら洗濯物を干すのが15時になっちゃっても。

ご機嫌で洗濯物を干してるよ。
乾かなかったら部屋に干せばいい。

お昼に起きちゃっても、誰にも迷惑かけてない。

ちょっと茶碗がカピカピになっても
お湯につけとけばいいよ。

何よりも大切なのは、わたしが心の奥底から深呼吸をして朗らかに過ごすこと。
(キッチリしないと逆に窮屈な人もいるよね)

コーヒーに牛乳をいれるときの
ふわわんと広がる乳白色。

あわあわになった食器を流すとき、
夕焼けで水がきらきら光ること。

テレビ台の埃をとって、スッキリ綺麗になること。

ダラダラとソファに寝転んでいたら頭が痛くなってしまったこと。

なんて愛おしくて自由なんだ。
ああ、なんて美しいんだろう。

この時間があるから、わたしは絵を描くことができるし、またお仕事を頑張れる。
そうこうしてたら夫が帰ってきて、今度は少しだけ不自由で温かい、2人の時間が始まる。

夜にはさっさと電気を消されてしまったり、
夜更かししたいのに早く寝なよと言われたり。
きっとそれは、彼も同じだ。

もう、といいながら彼のおかげで早く寝る。
朝起きて、寝ぼけ眼で行ってらっしゃい、気をつけてねと手を握る。

1秒だけ、起きるんだ…と思うけど閉じる瞼。

そうやって日々は繰り返されていく。

思いを馳せるだけでもうっとりする。
実際はそんなに美しくない光景だけど
そんなのいいんだ。
そうやって日々の営みが繰り返されていることが美しいんだ。

だから忘れないで。
日々は素晴らしいことを。
あなたの目に映るその一瞬一瞬は
ビデオに撮って残しておきたいくらい
愛おしい日々だと言うことを。

ええ、あわよくばわたしに見せてほしいということも。

ガスコンロのグリルで上手に焼けたトーストと共に

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