⑥チョイクサおじさんになるのだ(同僚)
プリングルッスと申します。
小学校の教員生活15年目も後半となって参りました。中堅も中堅です。
noteを見ている方はきっとレアな方なので、よりダラダラ、本音に近い形で書いてみようと思います。
見られるおじさん
さて、僕は勤務校でずいぶん古株になりました。
所謂ミドルリーダー世代で、生指も5年しました。
風のうわさで昨年度、本を出したことも同僚にはバレています。
何が言いたいか。
つまり、見られるおじさんなのです。
職員室でカフート問題をちまちま作成していると
「あ!そのゲームみたいなやつ、したかったんです。どうやってやるんですか!?」
と後輩に聞かれます。学年団に、主体の評価の付け方を確認していたら
「さっき聞こえた話、僕にもちょっと教えてくれへん?」
と先輩に聞かれます。
よっしゃ!
こうなったら、研修開いてみんなに伝えるでぇ!!
と定期的に開いたこともありました。
ですが定期的に開いてみると、参加者はまばら…。なんでや!
そう!
僕が変にやる気を出しすぎると、クサイ
と最近は悟りました。
SNSで情報を探し、学びの場へ行き、教育論文を書き、休日の今もnoteをうっているようなおじさんは、そもそも近くにいすぎるとしんどいのです。
これがフレッシュな若手ならいいのです。意欲満々。キラキラです。
ただ、僕の年次で勤務校でこういう感じを出しすぎるのはアウト!
まず自分はクサイのだと自覚しよう、と最近は考えています。
※クサイ=このnote内では、一緒にいると疲れる存在 ということにします。
チョイ匂いを漂わせる
自分がクサイということを自覚しました。しかし無臭ではいけません。
無臭=毒にも薬にもならないっ!(偏見)
・読んでいる本を机上に置く。
・学級通信を日々、学年団に配る。
・「いっしょにしてみない?」と話題に出す。
これらのチョイ匂いを漂わせることで興味を示してくれた人が仲間の可能性大です。罠です。興味を示してくれた人ありがとう。
あわてず、向こうが求めてきたときに教えたり共に学んだりしましょう。
需要なき教えはマイナスになることが多いですから。。
すべらない自主研修の開き方
小さな需要を獲得したら、いよいよ自主研修を開きましょう。
行動大事!しかし、参加者0だときっと泣いてしまいますし、1週間位脳内でちらつきます。
大丈夫。すべらない自主研修の開き方を僕は編み出しました!!
1️⃣プリングルッス ✕ A先生(中堅女性) ✕ B先生(ベテランor勢いある若手)の合計30分講座
・女性は女性の話を聞きたいと思っている、と最近思います。仲間の女性にいっしょに一人10分のミニ講座開かない?と声をかけること大事。B先生枠は自分と関係性の遠い人を選ぶのがいいと思います。内輪じゃないよ!みんなでやろで、大事です。
2️⃣プリングルッスがCくんに一方的にCanvaについて教える15分会
・僕が興味を持ってくれたCくんに教えるから、他にも参加したい人いません?というズルい手です。これで、最悪Cくんは参加します!笑
上記の2つの共通点はもちろん【終わりが見えること】ですね。いつまで続くかわからないものには参加を自主的にしにくいです。少なくとも僕は参加しません。
時間を大切にすることは、人を大切にすることですね。
おじさんは見られる、でも魅せなくていい。
僕は今の勤務校が好きです。
より良くできたらいいなあと考えています。
ただ、僕一人でできることは限られています。みんなが気持ちよく、みんなのペースで頑張れば良いのです。
見られている。
でも、魅せすぎない。おじさんはやる気を出しすぎるとクサイのだ。チョイ匂いを漂わせていこうじゃないか。
読んでくださりありがとうございました。今日も少しずつ匂わせていきましょう。では。
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