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note有料記事・有料マガジンに関するアンケート結果

どうも、フリーランスWebライターのひがしです。

クラウドワークスで募集していた「note有料記事・有料マガジンのアンケート」の集計が終わったので、公表します。

協力してくださった方は13人です。あまりにもニッチな内容だったのか、想像していたより集まりませんでした。。

まぁ、面白そうな情報は集まったので、興味のある方は参考にしてみてください。

【調査概要】
・noteで有料記事・有料マガジンを購入した経験のある方(現在はnoteを利用していない方も対象)
・質問は全10個


質問1:購入した有料記事・有料マガジンのURLを添付してください

この質問は個人の名誉を傷つける可能性があるため、URLは公表できかねます(^^;)

購入された有料コンテンツの平均価格は1,668円、中央値は500円でした。

質問2:問1に添付した有料記事・有料マガジンをなぜ購入しましたか?

個人的に参考になった答えを、以下にピックアップしました。

・ずっとXやYouTubeではチェックしていましたが、よりもっと先の情報はnoteになるとの事だったので気になったからです。

・いわゆるネットで流れるIT関係の情報は信頼できるものが少ない。このnoteは信頼できるので毎回購入している。

・記事を載せている方を信頼しているから購入しました。

・自分がまさに直面している課題に対しての答えが載っていそうだったから

・youtubeのチャンネルを運営して数字を取りたいと考えていたから。記事の投稿者が以前アップした動画を見たことがあったからです。

気になったのは「信頼」というワードです。信頼できるアカウントなのか、読者も厳しく見ているとわかります。

読者から信頼を得られていないのであれば、有料コンテンツを出してもなかなか売れないでしょうね。

noteでビジネスをするなら、信頼の獲得が最重要といえそうです。

質問3:問1に添付した記事・マガジンの満足度を教えてください

13人中10人は、有料コンテンツを購入して満足しているようです。

この質問で気になったのは、値段ですね。不満と答えた方は「値段が高すぎる」といっています。有料記事の値段は12,800円と、かなり強気な値段設定でした。

値段が高いわりにコンテンツの内容がショボいと、不満に思われます。おそらく、購入した人から二度とコンテンツを買わないでしょう。

内容だけでなく、値段で満足度が大きく変わります。

質問4:問3の選択肢を選んだ理由を教えてください

この質問も個人的に参考になった答えを、以下にピックアップしました。

満足:対価に見合った内容だから。

普通:読みやすかったが特に新しいと感じたものはなかった為

不満:値段が高すぎる。情報には有益なものも多かったが、同じようなことを何度も言って水増ししている印象です。同じボリュームで本だったら1000円もしないと思います。当時はyoutubeをやりたい気持ちが強く、たとえ詐欺だとしても一回騙されてみるか、くらいの感覚で購入しました。やはりこういう情報商材は高い買い物だったと考えています。

note有料記事や有料マガジンなどの満足度を測る際に、本は比較対象になると思います。

本の値段は平均すると1,500円ほど。

「本より価値のある情報を提供できてる自信がない」と思うなら、1,500円以下に。

「本より価値のある情報を提供できてる自信がある」という方は、1,500円以上の値段に設定しても良さそうです。

しかし、プロの作家と編集者がタッグを組んでいる本の価値を上回るのは、難易度が高いです。

そのため、有料コンテンツは1,500円以下にしたほうが無難でしょう。

質問5:値段が高いと感じる有料記事の選択肢を選んでください

1,000~3,000円の価格帯が最多となりました。この結果を見ると、有料記事の値段はMAXで5,000円までにしたほうが良さそうです。

質問6:最大でいくらまでなら有料記事にお金を出せますか?

500円と1,000円が最多という、厳しい結果となりました。

「本>noteのコンテンツ」と考えている方が多いんでしょうね。やはり、本より高い値段にするのは基本的に悪手といえそうです。

質問7:値段が高いと感じる有料マガジンの選択肢を選んでください

3,000~5,000円が最多でした。

マガジンは多くの記事をまとめているからか、有料記事よりも価値が高いと考えている方が多いのでしょう。

質問8:最大でいくらまでなら有料マガジンにお金を出せますか?

有料記事と比べて、お金を出せる人が多い結果となりました。

結果を見る限りは、高くても3,000円以内に収めたほうが良さそうです。強気の値段設定でも、5,000円以内が無難です。

質問9:あなたは有料記事や有料マガジンを出したことはありますか?

「はい」と答えた方は2人「いいえ」と答えた方は11人でした。

質問10:あなたはどんな記事・マガジンに、お金を払う価値を感じますか?

こちらの質問の答えがもっとも参考になりました。いくつかピックアップして紹介します。

・支払った金額よりもっと自分が得をするという事が確実視されるような情報元であれば有益なので魅了的に感じます。

・無料記事にはない専門家の知識が得られる内容が書かれているかどうか

・そこでしか得られない情報があるもの

・自分の知りたい情報がまとまっており、希少性があるもの。

・嘘や詐欺も多いかと思いますが発信者が信頼できる方なら価値を感じます。

・ローンや行政手続きに関する具体的な経験談

・その記事の書き手しか知りえない情報が公表されているということ。

・割引や何かのサービスがあるもの 仕事や生活に役立てられるもの 無料
記事では得られないプライベートな内容があるもの

・その時に自分がやりたいと思っていることの、役に立つような実用的な内容なら価値を感じます。ただの感想やコラムならお金を出してまで読むものでもないと思っています。

「悩みを解決してくれる」というのは、わかりやすい価値ですよね。

ここで注目したいのは「無料記事では得られない、希少性の高い情報」です。

無料記事で得られる情報なら、わざわざお金を払って記事を読む必要がありません。

無料では読めない情報を発信するためにも、日頃から自分の発信しているジャンルの無料記事を読んでおきたいところです。

例えば、note運用について発信しているなら、note運用について書いている競合記事を読む感じです。

競合が無料で発信している情報の場合、有料で出す価値はないでしょう。

「がんばって有料記事を書いたのに、ぜんぜん購入されない…」という悲劇は、競合分析が甘い可能性があります。

有料記事を書く前に「無料記事では得られない、希少性の高い情報を書けそうか」と自問自答することをおすすめします。

おわりに:オリジナルの情報を発信しよう!

noteの有料記事・有料マガジンのアンケート結果を紹介しました。

有料コンテンツを売りたい方は、オリジナルの情報を発信することを意識してみてください。

前述したように、読者は「無料記事では得られない、希少性の高い情報」を求めています。

例えば、今回ぼくが集計したアンケートもオリジナルの情報です。アンケートだけでなく、レビューや実験、独自の考察などもオリジナルの情報となります。

希少性の高い情報を発信して、信頼されるアカウントを目指してみてください。

信頼できるアカウントと認められると、有料コンテンツが売れやすくなるでしょう。

この記事の内容を役立ててもらえるとうれしいです(^^)


おわり

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