あたたかいお日様に誘われ、種芋を植えました
3月になり、一気に春めいてきました。
我が家の梅の木はまだつぼみですが、そろそろ咲くかな~と思っていたところ。
「ねぇ、いつおいも植えるの? もう待てない!」
先日、畑づくりを手伝ってくれた5歳児が、とうとうそんなことを言いながら、種芋をひっぱり出してきました。
え~でもねぇ。梅が咲いたらって本には書いてあったし……植える前に種芋をお日様に当てて発芽させないとだし……あ、発芽いつの間にかしてるな……今日めっちゃ暖かくて気持ちいい日だな……うーん。
よし、やるか。
ということで、梅が咲く前に植え付けをすることにしました。
植えるにはまず、土を寄せて畝づくり。そして大きな種芋を、それぞれ何か所か芽がついているようにしつつ縦に切り分けます。
「やりたいやりたい!」と張り切っている5歳児は、切った種芋の切り口に、木灰をまんべんなくつける仕事に任命しました。
あらお上手!
何週間前かに耕した土は、やや固くなっていて、そこを一生懸命ひたすら鍬で掘り起こし、寄せて、掘り起こし、寄せて……なんとか畝も完成。
そこまでで約一時間。
「うーん。種芋の切り口を少し乾燥させたいし、植える前にいっぱいお日様浴びさせたいし(短時間で効果があるかは分からないけど)、一旦休憩!」
ということでお昼休憩。
そして二時間後、再び作業開始。切り口は良い感じに乾いていました。
5歳「お芋、わたしが植える!」
私「じゃあ、ママが穴開けるから、そこに切ったの下にして置いていって!」
というわけで、私が先回りして穴をあけたところに、芋を置いていく5歳児。そして更にそこへ、竹の葉を肥料替わりに入れていきます。
竹の葉には微生物がたくさんいるため、植物の育成にとても良いと教わったのは、若竹の杜「若山農場」の見学時。竹ならいっぱいある!ということで、今年は竹の葉育成法(?)にチャレンジです。
芋は、メークイーンとインカの目覚めの二種類なので、分けて植えました。
メークイーンのが白っぽく大きい種芋で、インカの目覚めは小ぶりで黄色い断面。
去年は種芋三個を切り分けて植えたけれど、今年は合計で三〇個!
なんと一〇倍!!
「いつ芽が出るかなー」と、5歳児はすでにわくわくしている様子。
冬に植えたにんにくも、また目がにょきにょき元気になって参りました。
3月にもなったし、今度は何を植えようかなー。