ナカノ ニコリ

NPO法人ツリーハウス体験活動・生涯学習支援部門"Nikko-Re(ニッコリ)"非公式アカウント。ニッコリの「中のヒト」がゆるっと書いています。 脚本を書いたラジオCMが、2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS地域ファイナリストに選ばれました。

ナカノ ニコリ

NPO法人ツリーハウス体験活動・生涯学習支援部門"Nikko-Re(ニッコリ)"非公式アカウント。ニッコリの「中のヒト」がゆるっと書いています。 脚本を書いたラジオCMが、2019 59th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS地域ファイナリストに選ばれました。

マガジン

  • ド素人2525農園記

    ド素人が農園を作る日記です。

  • ラッフィンライフ―どうせなら笑いながら生きてこ―

    日々の生活の中に笑顔を。 毎日を笑って過ごしたい、わたしやあなたのための記事。

  • 「笑って生きてく力をつける」ニッコリイベント

  • ちびっこスタッフとわちゃわちゃ作る、楽しくておいしくてキロク

    ニッコリのちびっこスタッフたち(三歳児と一歳児)と作る、美味しいごはんやお菓子を綴っていきます。食育やおうち時間の過ごし方などのご参考になると嬉しいです。 ――とは表向き。実際はテキトー人間である仲之が、ちびっこ怪獣をいかに御すかを試行錯誤しつつ結局ふり回される、ただのわちゃわちゃした親子料理の記録です。 テキトーながらに美味しく楽しく作って食べるのが、毎回の目標。

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ナカノニコリとニッコリについて

ナカノニコリを紹介するにあたり、「NPO法人ツリーハウス 体験学習・生涯学習支援部門“Nikko-Re”」という存在を紹介しなければなりません。 Nikko-Re。ニッコリと呼びます。ニッコリの中の人、だからナカノニコリ。 (1)ニッコリってなにするところ?~これまでの実績~「いや、そもそもニッコリって何?」と言いますと、『子どもから大人まで、障害の有無も関係なく、みんなでいろいろなことを経験したり、考えたりして、「笑って生きていく力」をつけられる場を、作っていこう』とい

    • あたたかいお日様に誘われ、種芋を植えました

      3月になり、一気に春めいてきました。 我が家の梅の木はまだつぼみですが、そろそろ咲くかな~と思っていたところ。 「ねぇ、いつおいも植えるの? もう待てない!」 先日、畑づくりを手伝ってくれた5歳児が、とうとうそんなことを言いながら、種芋をひっぱり出してきました。 え~でもねぇ。梅が咲いたらって本には書いてあったし……植える前に種芋をお日様に当てて発芽させないとだし……あ、発芽いつの間にかしてるな……今日めっちゃ暖かくて気持ちいい日だな……うーん。 よし、やるか。

      • 2525農園、2年目に入ります

        昨年の春ごろに、開墾から始めた25252農園。 そろそろ二年目に入るということで、今年は絶対育てたいものがありました。 それは「インカの目覚め」! わたくし、大の芋好きなのですが、北海道に行ってから芋好きに拍車がかかり、特に食べて感動したのが「インカの目覚め」でした。 今も、北海道産のインカの目覚めを見かけると、迷わず買っています。 ねっとりした甘い味わい。これを自分で育てられたらどんなにいいだろう! 去年は出遅れて、残り物の種芋しか買えませんでしたが「今年こそは

        • あなたに50個のだいすきを贈るね。

          大好きなあなたへ。とうとう五歳になりましたね、おめでとう。 ママからあなたへ。もう一つのお誕生日のお祝いとして、あなたの大好きなところを50個言うね。どうぞ未来のあなたに届きますように。 一つ目。まぁるくて、いつも大好きなものを探すお目めがだいすき。 二つ目。ぷくぷくと柔らかなほっぺたがだいすき。 三つ目。たくさんの絵や工作を作る、器用なお手てがだいすき。 四つ目。雷さまから一生懸命守っている、ぷくっとおへそがだいすき。 五つ目。ダンスをしたりかけっこしたり、楽し

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        記事

          学校で教えて欲しかった「生理前の話」

          大人になってから困りごとについて調べていると、ちょくちょく「これ、学生の頃から知っていたかったなぁ」なんてことがある。その最たるが身体のこと。 特に月に一回直面する問題が、「生理」。 Twitterなんかを見ていても、だいたいみんな月に一週間くらいうんうん唸ってる時期がある。症状の出方は様々で、「吐き気がして動けない」という人もいれば「ちょっとお腹が重い」という人、「腰が痛い」「頭が痛い」「別になんともない」まで本当に幅広い。 わたしたちが「生理」に初めて直面するのは、

          学校で教えて欲しかった「生理前の話」

          ド素人、雨避けを作る

          先週は暑さにひるみ作業がほとんどできなかったため、一週間ぶりに畑を耕しました。二週間でぼうぼうに伸びきった雑草をえいやえいやと鍬で掘り返すこと、一時間弱。 その間、鶏たちは元気に遊びまわっていました。 さて、雑草を掘り起こしたあとは、作物の状態を確認です。 先週、花が咲いていたミニトマトに実が成り始めていました。 実が成っているということは、そろそろ雨避けを作ってあげなければ!ということで、急遽ビニール袋を使って雨避けをつけてあげました。 さっさとできるかと思ったら

          ド素人、雨避けを作る

          ド素人、花を愛でる

          今日はカンカン照りで、日差しの強い日。 先週は「そろそろ梅雨だなぁ」と思っていたのに、それを通りこして夏が来たんじゃないかと思うくらいだ。晴耕雨読とは言うけれど、晴れ過ぎてても、耕すには厳しい季節だ。 こんな日に、一時間以上鍬を振るっていたら倒れてしまう……倒れたところで、畑には自分と鶏しかいない。鶏はきっと倒れている身体をつついて終わりだろうから、どうにもならん――ということで、今日は鶏を軽く放してあげ、その間に水遣りやら簡単な畑の見回りをするだけにしておいた。 種芋

          ド素人、花を愛でる

          ド素人、鶏の手を借りる

          庭には5羽鶏がいる。 普段はある程度動き回れる小屋で飼っているのだけれど、私やニッコリ代表が外で作業をしている間などには、野生の鳥と接触しないよう配慮しつつ、自由に動き回らせている。 今朝も、私が相変わらずよいしょよいしょと畑を鍬で掘り返している間、鶏たちは自由の身だった。ヒヨコの頃から一緒なためか、この5羽はなんだか仲が良く、いつも団体行動をとっている。不思議と、敷地からは出ていこうとしない。 ここ数日でまた雑草がぼうぼうに生えてきた畑を、必死で掘り返している傍らで、

          ド素人、鶏の手を借りる

          ド素人、雑草に煽られる

          畑を耕してもうすぐ早二か月。 なんとか無事、ジャガイモ、さやえんどう、紫蘇、マリーゴールド、トマト、ナス、かぼちゃを植えました。 どうなるかとドキドキしながら始めましたが、五月の上旬には、種芋から芽も出てきました。

          ド素人、雑草に煽られる

          ド素人、プロに手伝っていただく

          前回の開墾後、みごとに全身筋肉痛になったナカノです。手のマメ、ようやく痛まなくなりました。 先日、前職の離任式に行って参りました。 ※ナカノは昨年度まで、特別支援の教員をしていました。 そこで、「四月からどうしてるの?」といろんな方から訊ねられたため、「畑を開墾しはじめて、体めちゃくちゃ痛いです!!」と話をしたところ、詳しい方から「○○の時期には△△を植えた方が良いよ!」「なにかあったら相談してね!」とすっごく嬉しいアドバイスとお言葉をいただきました。人って、ありがたい

          ド素人、プロに手伝っていただく

          ド素人、開墾する

          ①「ジャガイモがあれば生きていける」 ナカノです。突然ですが、耕作放棄地を開墾することになりました。 生まれて三十年ほど経つナカノですが、過去にサボテンやミントを枯らしたこともあり、ほとほと植物を育てることに向いていないなーと思っていたのですが(一応、昨年は鉢植えでいくから花を育てたり、ハーブを育てたりはしました。ミントは枯れましたがローズマリーとチャイブだけは元気です)、冬の間にNikko-Reの部門長から「ジャガイモさえあれば、もしものときにでも生きていけるから、ジャ

          ド素人、開墾する

          小さな手のぬくもり

          「まま、だいじょうぶだよ」 もうすぐ四歳になる子に、そう声をかけられたとき、わたしの両目からはぼろぼろ涙がこぼれていた。 特別、なにか嫌なことがあったわけじゃない。辛いことがあったわけでもない。 ただ、日々の疲れだとかもやもやだとか、そういうものがほたほたと積み重なっていって、それがある日の夕暮れどき、遂に溢れてしまった。 「もうだめ、つかれた。しんどい。苦しい」 そんな言葉が、頭の中でわっと騒ぎだして、どうにもならなくなって、心がぎゅっと引き絞られた。 今思えば

          小さな手のぬくもり

          【参加者募集!】狩猟体験イベント『Nikko-Re:ゼロから始める狩猟生活』

          お久しぶりです、ニッコリの中の人ことナカノニコリです。ここ1ヶ月半ほど、ネット環境からほぼ隔離された生活を送っておりましたが、無事帰還いたしました。 ので、また気軽にたくさん記事を書いていけたら良いなぁと思っております! さてさて、今回はイベント開催のお知らせです。 狩猟体験イベント『Nikko-Re:ゼロから始める狩猟生活』開催!!詳しいことは、↑のポスターに書いてある通りですので、ぜひご覧ください。ド素人の仲之がゼロから頑張って作ったポスターなので!ほんと見てあげて

          【参加者募集!】狩猟体験イベント『Nikko-Re:ゼロから始める狩猟生活』

          慟哭響き渡る手作りゼリー

          プルンと弾力があって、口に入れると甘さが広がって、するするっと食べられてしまう、魅惑の存在であるゼリー。ニッコリの三歳児と一歳児のスタッフたちも大好物です。 じとじととした梅雨の、湿っぽい天気が続くある日、もらってきたフリーペーパーの特集ページを眺めていた三歳児スタッフが言いました。 「ゼリー作りたい!」 三歳児が見ていたのは、栃木で配布されている、子育てに役立つ記事が多いフリーペーパークルールの8月号。 その中のゼリー特集でした。 「わたし、これがいい」 そう言

          慟哭響き渡る手作りゼリー

          まるでわんこそば――ちびっこスタッフと作るチャーハン

          「わたしが、あさごはんつくる!」 布団からむくリと起き上がるなり、三歳児スタッフがのたまいました。 「チャーハンね。わたしひとりでつくる」 そこまで言うなら、せっかくの休日だしやってもらいましょう。 というとこで、チャーハンを作ってもらうことに。三歳児が主体で作り、大人はお手伝い――ということで、できるだけ簡単に、さくさく作れるようなレシピとなっています。 ということで、ほんとに美味しく作ってくれたので以下、覚え書きです。 ◎子どもと作るチャーハン(子ども二人分)

          まるでわんこそば――ちびっこスタッフと作るチャーハン

          更新される世界。この手のひらに、握りしめていけるもの。

          太陽の光で目を覚ます。窓を開け、心地よい風を感じる。冷たい水で顔を洗って、鏡を見ながら髪をとかす。朝ごはん用に炊きたての、玄米混じりのごはんを茶碗によそり、昨晩の残りの味噌汁を温めて、もう一品おかずを考える。庭からは、鶏の餌をせっつく声が聞こえてくる。 穏やかで、爽やかな朝。 でも、まったく「普通」でない日が、また今日も始まってしまったのだ。 ニュースでは連日、新型コロナの情報が流れている。外へ出れば、みんなマスクをつけて顔を隠し、人と近くですれ違うことにすら敏感になる

          更新される世界。この手のひらに、握りしめていけるもの。