ルックバックは私!
今まで観た映画、全制作物のなかで1番!!!
いつか観たいと思いつつ、原作の漫画版も映画館での上映も観てこなかったが、ついに観ることに成功。難易度は高かったが、Amazonの協力があって何とか観ることができた。Amazonの助けがなかったらと思うと、冷や汗が首筋を伝う。何はともあれ良かった。
今まで見た全ての中で1番というのは、誇張では無い。本当にそう思った。そして、これからもこれを超える作品はないと思う。
というのも、私は中学生、高校生の間の数年間絵を描くことに夢中になっていた。京本と藤野のように、取り憑かれたように描いていた。そして、京本と同じ不登校の引きこもりでもある。私も人付き合いが怖くなって、コンビニにすら行けないくらいにメンタルが弱っていた。それでも、小さいことに浮かれて帰り道が華やいで見えたり、少しのことで心が折れたり、気丈に振舞おうと嘘をついたりして。
他にも2人に自分を重ねてしまうような描写がありすぎて、昔の自分を見ているような気分になって、最初から涙が止まらなかった。全てのシーンに共感できて、感極まりすぎて途中で観るのを辞めそうになるほど気持ちを揺さぶられた。この作品に感動した人はさぞ多いことだろうが、私ほどこの作品に感情移入して、序盤から号泣する人はいないだろう。
私は、人を動かす原動力を見た時に涙があふれる。それは、漫画でも恋でも何でもいい。大きくても、小さくても、とにかく人を突き動かす原動力に感動を覚える。この作品は終始その原動力が伝わってきた。
今、このタイミングでこの作品に出会えたからこその感動。そして、これ以上に感情移入できる作品はおそらく無い。だから、これが私の1番。今までもこれからも、揺るぐことなくこれが1番だと言える。
これ以上は感覚的すぎて言葉にするのが難しい。
また何かの機会があれば、もっと詳しく自分の感想を書きたい。今はまだ。