Niki Q

美しいものが好きなだけのノンバイナリーです。留めておきたいことをが溢れた時に筆を取ります。あなたの思考にフィットする欠片があるといいな

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最近の記事

親子って?「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」

ようやく鑑賞。批評を読まずに観たから後で批判的な意見が多い映画だって知ったけど、自分はそんなことなかった 子供の葛藤や気持ちがとてもよく表現されていた、9.11のことをもう一度思い出した 父の死を受け入れて、乗り越えていく成長が描かれていると言う一言で言い表せない心情があった 心が抉られそうな場面がいくつもあった 自閉症気味の主人公が色んなものに敏感だったり公共機関を怖がる様子見て自分にはない感覚を知る 留守番電話の秘密を抱え込んでしまい、間借り人に初めて打ち明けて

    • 生理を止めた話の続き

      投薬で生理を完全に止めた話の続編というか、半年経過したのでその後を控えておこうかと。 1月からディナゲストの服用をはじめて半年経ちました。 不正出血が3ヶ月を過ぎた頃から日数が減り始め、ここ2ヶ月は全くないという状況になりました。一言でいうとめちゃくちゃ快適! 投薬してホルモン値をコントロールしているせいか、PMSの症状も出ておらず、不正出血もなくとにかく飲んでよかったなと思えることしかないです。 ひと月2000円くらいの薬価ですが、主治医に言わせると下がってるらしく

      • ファーストラブ 考察

        久々に見てて辛い映画を観たので風化しないうちに控えておこうと思う。 まだ観てない場合はネタバレ箇所あるのでご注意ください。 題材が重いのもあるが描写が生々しすぎて、似たような経験があるような人はトラウマに触れるような内容な気がする。 まず娘が父親を殺害後に河原を歩いているところを逮捕され、「動機は見つけてください」の発言から全てが始まる。 登場人物は女性の臨床心理士の主人公、その夫と義弟の弁護士が中心になっていて、臨床心理士が容疑者の心理を暴こうとすることから展開して

        • 恋愛を手放す

          波紋も起らないように研ぎ澄まされた感情 落ち着いていて一定であり、そのことに安心感を感じる コロナ禍になり人との距離を取るようになって、お付き合いを消滅させた 平穏である日常を過ごすことで小さな変化も感じ取れる自分でいたいと思う 他人との付き合いは自分の中にさざ波を起こす要素にしかならない 特に恋愛と呼ばれるもの 好意による束縛、愛情という名の拘束 自分に自信がなかったり、相手からの愛情を信じられない場合、だいたいの人間はその関係性にある人物に対して”恋愛関係に

          投薬で生理を完全に止めた話

          自分が女らしく女性にならなければならないと、頑張って女性として生きようとしていた頃から生理が煩わしくてしかたなかった 毎月のホルモンバランスの変動でPMSが激しかった 流血も酷く、数年前に婦人科系の病気で手術をした 少し前までPMSの治療を目的に低用量ピルを服用していた 低用量ピルの服用はホルモンバランスをコントロールするが、 消退出血という排卵を伴わない出血が一定期間ある 結局、生理の期間などをコントロールでき、血液量をコントロールできたとしても生理とあまり代わり映え

          投薬で生理を完全に止めた話

          推しという希望

          正直、アイドルやアーティストを推すみたいな行為にハマる方ではなかったし、他人に興味がなく気にはならない性分だった ジャニーズやK-POPのグループを推してる友人がいて、なんとなく推し活の話を聞く程度だった 2019年4月にSHINeeのTAEMINがしゃべくりに出演しているのを観て、彼の可愛いらしい顔立ちと筋肉とのギャップの美しさに衝撃を受けて、友人から色々教えてもらった それから見事にTAEMINにハマったわけだけれど、これはTAEMINの話ではない 日本の男性アイ

          推しという希望

          MIDNIGHT SWAN 勝手な考察

          タイトル通りにミッドナイトスワンを遅ればせながら観てきた 草なぎ剛さんがトランスジェンダー役を演じた作品で、詳しくは公式サイトをどうぞ ※以下より、若干ネタバレがあります トランスジェンダーの人生ってこんなに悲しいものだっけ?というのが正直な感想 トランスジェンダーの凪沙が苦悩する姿とか虐待に対して感情を抑え込む一果のシーンなど、いわゆる当事者外にはわかりやすい描写が多かった (ちなみに、自分は当事者側の人間である) 凪沙と一果との間に生まれる母性と愛情を描いた話

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          婚活を通して得た性のはなし

          自分はいわゆるアラフォーである 世の中的には婚活しないと結婚できないし、婚活するにしても厳しい市場価値という存在と言われているので違和感を感じつつも婚活市場に身を投げたわけである 1年間マッチングアプリを通して”結婚しても良さそう”な相手を物色し続けた 結果を先に伝えておくと、婚活をやめた 婚活を始める前は男性のパートナーがいて、男性のパートナーと同棲をしておりこのまま結婚するのだと思っていた それがいわゆる、普通だと思っていた (別れた経緯は気が向いたら書くとし

          婚活を通して得た性のはなし

          性自認が揺らいでいる

          過去の自分のことを書こうと宣言したけど、結局手をつけないまま日が経過している 過去よりも現在がちょっと問題 男性とのお付き合いを色々通して毎回自分のことを抑圧されたり、制限されたりして、嫌になった逐一、「可愛げがない」と言われていた わたしは外見を女らしくしている “女らしくない”と言われる性格をカバーするために、好みでない服装をし、髪型をして一般的に擬装していた それは恋愛関係の需要を生み出すために必要だった一面もあるが本当の好みの説明や性格のカモフラージュに利便

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