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「お父さん、ありがとう」

先日、不意に言われた息子からの言葉。こんなに心を打つ言葉だったのかと。

日曜日のお昼のことです。
外出先から息子に電話をしました。

私「午後に部活の自主練習があるみたいだけどどうする?お父さんも仕事がひと段落したし、見守りも必要みたいだから、○○が行きたければ一緒に行こうか?」

息子「う~ん。う~ん。今回は行かない!」

私「りょうか~い。」

息子「お父さん、ありがとう。」

私「…???」

息子「じゃ~ね~。」

電話を切った後に、何に対してのありがとうなのか分からず、様々考えました。
・仕事を頑張ってくれたことに対して?
・見守りをやってくれると言ったことに対して?


帰宅後、息子に聞きました。

私「さっきのありがとうは、何へのありがとうだったの?」

息子「自主練があるのを教えてくれたこと」


たったそれだけのことで?と思いましたが、息子にとっては、嬉しかったようです。

息子は、お父さんがこんなにこの言葉で嬉しい気持ちになったなんて微塵も感じていませんでした。だからこそ、「ありがとう」って言ってくれて本当にうれしかったことをしっかりと伝えました。


「ありがとう」は改めて魔法の言葉だと感じました。
何気なく使っていても、これだけ人の心を温かくさせられるなんて。

少し場面が変わりますが、感謝の言葉は3回伝えなさいという話を聞いたことがあります。
1回目・・・その瞬間
2回目・・・その日のお別れするとき
3回目・・・後日再会したとき

たとえば
1・・・とてもおいしいお菓子ですね。ありがとうございます。
2・・・今日は、ご馳走様でした。
3・・・先日は、おいしいお菓子をいただき、本当にありがとうございました。


「ありがとう」「ありがとうございます」
感謝の言葉の大切さを息子から教わった1日でした。

しんちゃん@三浦真司


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