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「雪だ!」同じことも見え方が違えば…

私が住んでいる青森は、12月1日から雪景色となりました。
雪が降り始めると、どうしても雪かき、雪かき、氷くだき、雪かき、スリップ、渋滞とマイナスなイメージが頭の中を埋め尽くします。


12月上旬。
授業中に雪が舞いました。子どもたちは授業そっちのけで窓の外にくぎ付けです。その窓を見つめる後ろ姿は、とてもわくわくしている様子で、大人が抱くマイナスイメージとは無縁の世界でした。

そして夕方。いよいよ本降りとなりはじめ、職員室では、退勤の渋滞やスリップを気にしたり、明日の早め出勤を覚悟したりする会話がされていました。
私自身、「とうとう降り始めたかぁ。嫌な季節がきたな~」とげんなりしていました。

玄関を出て、車を見ると、しっかりと雪をこしらえていました。
フロントガラスに積もった雪は、ワイパーではとれず、雪をほろって退勤。つくづく嫌だなぁと思いながらハンドルをにぎりました。

帰宅して、夕食を食べていると、息子が言いました。

お父さん、明日は雪が積もるかもしれないね。」

私は、「そうだね~」
と軽く受け流してしまいそうになりましたが、

「楽しみ!」

と満面の笑みを浮かべる姿を見て、はっとしました。

同じ「雪が積もる」でも、マイナスイメージしか抱いていなかった自分を後悔しました。
息子は、翌日の雪遊びに向けて、シャカシャカのズボンや手袋、ニット帽の準備について話し始めました。昼間の教室の子どもたちの背中が頭に浮かびました。

私自身、雪景色は好きです。
朝日に照らされる銀世界は、宝石をちりばめたように輝き、私の心を打ちます。
また、しんしんと降る雪。踏みしめる雪の音。

意外と、雪が好きな自分もいるではないかと顧みました。

同じことも見え方を変えれば、幸せにもなるし、不幸にもなります。

100円ももらっちゃった!
100円しかもらえなかった!

今日(木曜日)の宿題がなしになった!
宿題なしが今日じゃなくて明日だったらよかったのに!

やることがたくさんあって充実している!
やることばかりでもうたくさんだ!


明日の出来事を1つでもプラスに捉えて、幸せを増やしてみませんか。

#子どもに教えられたこと

三浦真司@しんちゃん

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