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自分で生まれたいようにやってくる(シュタイナー)

⭐お母さん手づくりのお人形は不思議と子どもと似てきます⭐️


その子が「どうなりたいか」は自分で決めています


 ・お人形つくりとの不思議な共通点


桐生の木のおもちゃ屋さん「かばんねこ」さんでの

お人形つくりの会。

今日は全四回の最終日。


お顔と髪の毛をつけて、

かわいらしい子が「生まれました。」


同じキットを使用しても、

みんな顔の形も手足の大きさも

それぞれ違う。


日本で作られるウォルドルフ人形は、

日本人に合わせた、

少しピンクがかった肌の色のジャージに茶色い髪の毛、

瞳も茶系ですが、


ヨーロッパでは

金髪っぽい黄色やベージュのような髪の色、

薄茶や青い目のお人形がいます。


もっと濃い茶系の肌の色の子も。


大人から見ると、

金髪で青い目や

薄茶色の瞳と髪の毛の子も

とってもかわいいのですが、


「こどものお友達」という目線で見ると、

その国、地域の子たちに愛されるには、

自分に似たお人形の方が、

親しみがわきますよね。

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・左右対称、ではないのが人


お顔は一番緊張の時。
なかなか左右対称にはなりません。

でも人の顔も
左右で違いがありますよね?

そして、もちろん可愛いお顔にしたいのは
誰でも願うことだけど、

みんな違って、みんな可愛い!のです。

お人形も、
手順を踏んで、丁寧に心を込めて作れば、

ちゃんと
「その子が生まれたい姿で生まれてきます」

そのあたり、
子どもとおんなじ。

わたしたちは
生まれてくる子どもの顔のつくりや手足の大きさに
文句はつけないですよね。

子どもはどの子も可愛い。

その子は、
自分で決めた姿で
生まれてきます。

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目鼻を付けて、髪の毛を付けたら

「わぁ~」って嬉しい声が出るくらい、
可愛い子たちがやってきました。

まさに
「やってきた」

おなかの中で10か月育てて、
出産のときにやっと出会えた、
丁度あの時のように。

・でも、人は育ちます


幼稚園、保育園に行くと

字が書けるお友達もだんだん増えてくるので

「子どもが字を書きたがるけれど、間違えているのを正した方がいいのか」

「ちゃんと教えた方がいいのか」

悩まれる方も多いと思います。


他にも、

「うちの子はお絵かきが大好きですが、

もっと上手な子もいて、教えた方がいいのでしょうか」

というような悩みも

お聴きしました。


人がコミュニケーションを獲得していくには、

最初に「話す」があって、そのあとに「文字」が来ます。

だから、ちゃんと手の発達も

鉛筆がしっかり持てるようになるのは 6歳以降。

それより前に細い鉛筆を持たせようとすると、

発達に無理があるので、変な癖が付きやすいのです。


お絵かきも、

人は「何かを描きたい」という欲求が先で

技術はあとからついてきます。


先に技術を教えても

欲求を否定しては、

「その子の絵」は失われます。


発達の順番とバランス。


それを知ると、子育てが

ずっと楽になります。


順番を人の都合では変えられません。


でもとてもありがたいことに

やり残した発達は

あとからやり直しができます。



公立学校を含め教育に関わり25年、

シュタイナー教育17年の専門家が分かりやすく伝えます。


忙しくても、子どもを豊かに育てたいお母さんに

いつでもどこでも"隙間時間で学べる" 

「乳幼児(0-7歳)シュタイナー講座」


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