7月25日/未来へと現在で有効なこと、ふたつの視点が必要
"「人間全体を観察すると、
幼年期・少年期における経過の結果が、
しばしばのちになって現れる」
ということを、皆さんはよく知っているでしょう。
通常の医学は、
現時点で要求されるものにしか目を向けません。
現時点で有効なことを行うだけで、
その後の経過を見ません。
このようなことについて
極端な判断をすることはできない、
と言わなくてはなりません。
虫垂炎の人を手術しないと、
盲腸の変成によって死ぬことがあります。
手術以外の方法で治療するように
目指すことだけが大事なのではありません。
たとえば近年、子供をできるだけ素足にし、
膝上まで脚を出させています。
そうすると、盲腸の変成を引き起こします。
もしも、盲腸がすでに病んでいたら、
手術するしかありません。
物事を大きな関連において見るものは、
そうならないように予防することを知っています。"
<<人智学から見た家庭の医学>>
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