5月9日/意志と活動
"これまでさまざまな機会に述べてきたように、
思考、感情、意志という三つの
魂的能力はただ並列的に論じられるべきものではありません。
生きた魂の働きの中では、
常に一方が他方へ移行しています。
まずこの観点から意志を眺めてみましょう。
皆さんが表象活動、つまり認識活動を行っていなければ、
意志することも不可能です。
表面的にでも意志に意識を集中してみてください。
そうすれば意識行為の中には
常に何らかの仕方で表象の働きが
潜んでいることを発見なさるでしょう。
意識の中に表象の働きがなかったとすれば、
皆さんは人間であるとさえ言えなくなってしまいます。
意思の行為に表象活動を浸透させていないのですから、
その意志はすべて暗い本能になってしまいます。"
<<教育の基礎としての一般人間学>>
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