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昨日は精神病棟に入院するところまでお話ししました。

今日はわたしの精神疾患の歴史の始まりをご紹介したいと思います。

私の精神疾患の始まりは、中学生の頃にさかのぼります。

私は中学生の頃、硬式野球のクラブチーム(シニアリーグと言います)に入りキャッチャーとして、プロ野球選手を目指して練習やトレーニングの日々に励んでいました。

練習、トレーニングは、睡眠時間も削り、オーバーワーク(自分の限界を超える)

を毎日課していました。

そんな、日々を過ごしていたのです。

この日々には満足していたし、充実していたし、楽しかったんです。

そんな日々を過ごしていた私にある事故が起こります。

それは、試合中の事故でした。

野球の試合中にキャッチャーを守っていた私に、三塁ランナーからのタックルを

受けて、首から頭を地面に強打してしまったのです。

その瞬間、私の体に強いめまいと痺れ、吐き気を感じました。

その試合後、私は記憶を失い救急車に運ばれました。

病院に運ばれた後、精密検査の結果、特に身体的に異常なしという所見でしたが、

そこから、私は日常生活を送る事が出来なくなってしまいました。

めまい、吐き気、手の力が入らない、心の強い不安感などの異変を感じたのです。

なかなかベットからも起き上がれず、今までのハードワークをこなしていた肉体とは別の物になってしまった事がとても苦しかった事を今でもはっきり覚えています

ここから、私の病気探しが始まるのです。

変な言葉かもしれませんが、病気を心から探していました。

異常なしの体がこんなにおかしくなる事は恐怖でした。

だから私は、辛い病気探しの旅を始めました。

中学2年生の暑い夏の日の出来事です。


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