②-1 劣等感に苦しんでいたけど、本当は今の自分が好きだった
(本記事は誤って削除してしまったため、再投稿になります)
ご挨拶
こんにちは。30代会社員の けい と申します。
私はHSP(生まれ持って非常に感受性が強く敏感な気質もった人)
を自認しており、これまで些細なきっかけですぐに
仕事つらい!!!辞めたい!!!
と思ってしまい、
実際にこれまで13回転職をしてきました。。。
しかし、年齢を重ね、
少しずつ自分の性質を理解することができるようになり
今では 「感情と行動を分けて考える」
ことを心掛けはじめたことで、少しずつ辛さに
対処できるようになってきました。
ここではそんな私の考え方や実践してきたことを
”生き残り戦術”として発信しています。
私のように繊細で自分に自信が持てない方へ、
少しでも楽に生きられるヒントになれば幸いです。
前回のおさらい
前回は、なにがそんなに辛いのかについて
ひたすら書く!!!!
というのを実践しました。
そこで出てきた5つの辛い理由について、
今回は原因を深堀していこうと思います。
1つめのつらいこと「他人と自分を比較して、自分が劣っていると感じる」
「劣等感」ですね。
実はこれ、私が幼少期からずっと感じ続けている感情の一つです。
私には2つ下の妹がおりまして、
私は周りに気を使ってばかりで自己主張できない性格なのですが、
妹は甘え上手で非常に愛嬌のある子でした。
そんな妹に私は常に劣等感を抱いておりまして、
妹に小さな意地悪を繰り返したり、母親には
「妹のほうが可愛いくせに!!!」と大泣きしながら叫び、
困らせて(正確にはブチギレさせてw)いました。
今では笑って話せますが、当時の私には本当につらかったんです。
幼いながらに、消えたい、とか死にたい、とかまで考えたこともあります。
そして驚くことに、
幼少期の苦しみ・・・いまだに同じ感情で苦しんでいる
なんてことでしょう・・・
これはもう、
早くなんとかしたい!!!!(泣)
今回、問題の真因分析をする方法は以前本で読んだことがあるこちらの方法を試してみました。
トヨタ式なぜなぜ分析
聞いたことないよという方は以下の記事にわかりやすくまとめてあります
製造業を中心に問題解決策として実践されている分析方法らしいのですが、
とてもシンプルで簡単な方法なので、
私でも再現できるかも、と思い試してみました。
ステップ1 問題が発生したら「なぜ?」を5回以上繰り返す
そうすることで問題の根本的な原因にたどり着くことができるそうです。
私の問題は・・・
「他人と自分を比較して、自分が劣っていると感じる」
・・・ここから「なぜ?」という問いかけを繰り返し行います。
↓Why①?(なぜ劣っていると感じるのか?)
「自分が会社で評価されていないから、自分に自信が持てない」
↓Why②?(なぜ評価されていないのか?)
「目に見える実績がない 例えば資格、役職、美貌、コミュ力、経歴等」
↓Why③?(なぜ目に見える実績がないのか?)
「今まで努力、挑戦をしてこなかったから」
↓Why④?(なぜ努力、挑戦をしてこなかったのか?)
「現状の自分ですでに満足していたから」
↓Why⑤?(なぜ現状の自分に満足できるのか?)
「私は、知識欲がある
私は、いつも前向きである
私は、人の良いところを見つけるのが得意、悪口は決して言わない
私は、ファッションセンスが(まぁまぁ)ある
私は、柔和な見た目で人に圧をかけていない(はず)」
ステップ2 問題の根本原因を見つける
ステップ1を行い、分かった問題の根本原因は・・・
私は、
自分が自信のない部分(資格、役職、美貌、コミュ力、経歴等)で、
人と比較をしている!ということでした。
なんと、、、!!!負け戦を挑んでいました!!!
そりゃ勝てるわけないから、落ち込みますよね!!!(大泣)
そして、私は自分は劣等感の塊だと思っていたのですが、
実はすでに自信を持っている部分がある!!!
ということにも気づくことができました!(大照)
あんなに自分を卑下していたのに
自分を誇っている部分があるなんて・・・恥ずかしい
でも恥ずかしさ以上に、うれしさを感じました。
私にも、自分自身の好きなところがあるんだ。ということに。
ステップ3 発生原因に対し解決策を見つけ設定する
さて、原因が分かりました。次は解決策です。
これは割とすんなり思い浮かびました。
見つけ出した解決策 それは・・・
すでに自信を持っている部分を伸ばすこと!
これ以外に思いつきませんでした。
なぜかというと、
自信がない部分を自信が持てるようにする(0→1)より
自信がある部分を伸ばすこと(1→10)のほうが、
はるかに苦しくなさそうだし、楽しそうだと思いませんか!?
私は、できるだけ苦しまず楽しく生きたいのです。
ステップ4 解決策を実施し、有効かどうか検証する
解決策が設定できたら、あとは実施して本当につらさが解消
(もしくは減少)されるかの検証をしていきます。
具体的な実施方法は追って投稿しようと思っております。
なぜなぜ分析・・・いい!
今回、試してみたトヨタ式なぜなぜ分析は
問題の原因解明にとても有効だと感じました。
例えば、Why?を2回繰り返したところで
深堀をやめていたとします。
すると、問題の原因は
「目に見える実績がない 例えば資格、役職、美貌、コミュ力、経歴等」
だから辛い。ということになります。
そうなると、思い浮かぶ解決策は、
「目に見える実績を作ろう!資格を取ろう!
キャリアアップを目指そう!コミュ力つけよう!・・・」
といった事になるかと思います。
・・・それって、私が今まで出来なかったことですよね?
何度も挫折してきたことですよね?
それにまた気合だけで挑むのかい?
絶対途中でしんどくなる
そして間違いなくまた挫折する
と、私は思いました。
これでは、問題の解決になりません。
フレームワーク通り、Why?を5回繰り返したことで、
その先にある、
「実はすでに自信を持っている部分がある」という本当の事実に
私はたどり着くことができました。
これこそが、問題解決において最も大切なプロセスだと思いました。
次回
ということで、次回はつらいことの2つめ
「他人の何気ない発言に傷つく」について
同じ方法で深堀していこうと思います。
もし、私と同じように”つらい”という感情に頭を支配されて
抜け出す方法を考えられなくなってつらい時間を過ごしている方がいたら、
まず紙に書く→問題を文字にする→問題の分析をする→解決策を設定する
ということを、試してみてほしいです。
頭の中が整理されてかなりすっきりします。
ここまで読んでくださった方がいましたら、ありがとうございました。
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けい