風向きが着実に変わってきているのを、感じる
#不登校対策とは
おはようございます✨✨
あっという間に5月も終わりが見えてきました
今朝は
爽やかで心地よい風が
吹いている
葉山です
さて、前回の記事から
内容は少し続いています
葉山町の隣
逗子市で一氣に動きがありました
逗子市内でフリースクール連絡協議会
が
発足され
私たちフリースクールに子どもを
通わせている保護者を対象にした
アンケートを取り
その内容を持って
逗子市長に面談、要望を提出した
ことが
大きく地元ニュース
タウンニュースに取り上げられました
我が家の次女が通っている
ここだねさんと
casicaさん
そして寺子屋さん
3つのいわゆる学校へ行かない、行けない子どもたちの
受け皿、居場所として
開いている
フリースクールが
横のつながりを作り
子どもたちの権利を主張すると共に
事業所としての活動についても
行政側の支援を求める内容となっています。
いままでも
もちろん、個々に
団体ごとに
保護者から、と
声は上げ続けてきたけれど
連絡協議会ができたことで
風向きが大きく変わった
のを、私も感じています。
なんとかしないとダメだとわかっている
ただ、どこと話をしたらいいの?
という行政側から見えにくかった部分が
連絡協議会が発足されたことで
はっきりとして
「対話」しやすくなったのかもしれません。
一氣に流れが変わるのは
いままで
コツコツやってきた
その積み重ねがあるから
というのは確かです。
前回書きました
次女が所属している地域の小学校に
「とまりぎルーム」
というのが
できました。
昨年度までは
「リソースルーム」
として
教室での勉強、学びのペースが
合わない子どもたちのための
学習の積み重ねの場である
という説明を受けていたその場所が
少し広くなって
勉強だけではなく
リラックスルーム
子どもたちがひと呼吸入れる場
として
新たに生まれ変わったのです。
「朝の登校の時だけサポートして欲しい」
「昇降口から教室まで先生に連れて行ってもらいたい」
「教室に入れない時に一時凌ぎの場が欲しい」
一年生のときから
ずっと校長先生にお願いしてきました。
で
昨年度リソースルームができた
と聞いて
次女も使えるか確認したとき
その部屋に先生が来るのが
木曜日と金曜日だけであること
と
学習の積み重ねの場である
ので
次女は対象ではない、とのことで
か、な、り
ガッカリしたのですが
当学校のコーディネーターの先生が
とにかく先生、人がいないと
教室を作っても
子どもたちだけいる、という状態には
しておけないから
と
おっしゃっていて
確かにそうだな、と思っていたのでした。
葉山町では
現在小中一貫教育に向けて
教育委員会が全力で動いています
学校を「楽校」にすべく
地域ともっと連携し
子どもたちを真ん中に据えた
葉山独自の教育システムを
構築すべく
改革が進んでいます。
私はずっとその
学校内部の改革と共に
今現在
学校から外れてしまっている
子どもたちと家庭のサポートシステム構築
も
一緒にやって欲しい
と
お願いし続けてきました。
いまもお願いしています。
で、今年度から
リソースルームがとまりぎルームへ変わり
ただ名前が変わっただけではなく
その捉え方も
我々への対応も
180度変わった、と言っても過言ではないくらい
変化したのです。
コーディネーターの先生とは
昨年度の後半から
何度か面談させて
いただいていましたが
本当に明るくて
ハキハキしていて
親しみやすい先生です。
今回とまりぎルームを
見学させてもらって
その部屋で次女と一緒に先生と面談したのですが
先生は次女に
とおっしゃっていて
私はある意味めちゃくちゃ感動したのでした。
いままでは
誰と話していても
学校ありき
学校がベース
で
別の場所探す?
別の居場所ある?
学校に戻れる時ある?
基準が「学校」であるのが前提での話
だったのが
学校も他の居場所と同じ選択肢のひとつ
であり
いま
次女がフリースクールと家でほぼ過ごしている
中に
もし学校が少しでも入ってくれたら
いいな
というスタンスは
本氣で革命です!
私はもちろんいつもそう思っていました。
学校もひとつの選択肢であり
それを選ぶのも
選ばないのも
別の場所を選ぶのも
何も選ばないのも
自由
である
と
でも学校側がそのスタンスであることは
いままで
全くなかったので
あ、時代は変わってきているし
声を上げ続けてきたことは
無駄ではなかったんだな、と
大人の意識改革は
着々と進んでいるんだな
と確信したのですよね。
大切なことは
何度もいいますが
学校へ行く、行かない
フリースクールへ行く
ということではなくて
子どもたちが笑顔でイキイキと生きていくこと
それを
支える、サポートする
葉山の地域、町づくりをしていくこと
教育は学校内だけの話ではなく
学びは教科書の勉強だけではなく
生きることは死ぬまで続いていく
のですから
今この瞬間
自分らしくイキイキと生きている
子どもたちだらけの
そういう町に、葉山に
大人が変わっていくことで
学校が「楽校」になっていくことで
地域が学びの場になっていく
のだと感じています。
一氣に流れが変わった感がありますが
それも
コツコツといままでの
下積みがあったから。
小さいことも
クレームではなく(ここ大事)
ひとつの声として、意見として
上げ続けること
伝え続けること
その先に
同じ思いで繋がるみなさんとの出会い
そして
そこに共感してくださるみなさん
当事者の本当に困っているんだということに
耳を傾けることができる
土壌
全てが繋がっているのだ、と改めて思います。
なので
何ひとつ、無駄なことはなく
何ひとつ、悲観することもなく
やはり
前を向き、進み続けるだけなのです。
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