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イクメンという言葉が嫌いです

#私の子育て観



こんにちは!

葉山おしゃれセラピスト、井川ともみです🌈

8月も終わりに近づき、秋の虫が鳴き始め、夏休みもようやく終わりが見えてきました。

さて、前回の記事では私が新米ママだった頃のことを書きました。



私は母が早くに亡くなっていて、近くに住んでいる肉親は妹だけだったため、3人の子育てを旦那さんとほぼ二人でやってきました。

長男の時も長女のときも旦那さんは私が退院してくるタイミングにあわせて2週間ほど産休を取り、家事と私のケア、赤ちゃんのお世話をしてくれました。

24時間休みなしの赤ちゃんのお世話

産後のまだ回復途中のママにとって、赤ちゃんのお世話と家事をやるのはとても大変なこと

そして、身体の回復のためにはゆっくり過ごすのがいい時期でもあり、産後のヘルプはとても大切なことだと思います。


赤ちゃんがただ寝ているものだと思っていた私は、長男の子育てに大苦戦💦

ノイローゼ寸前の日々を過ごしていました。


そんな中、旦那さんは

おっぱいをあげる以外の育児を全てをやってくれ、

オムツ替えはもちろん、着替えやお風呂を入れるのも寝かしつけも、やってくれました。

お世話する人が私と旦那さんしかいないので
やるしかなかった、というのが正しい表現(笑)


あるとき、おっぱいをあげても、オムツを替えても
何しても長男が泣き止まない、寝ない夜があり

もう、私はヘトヘトで眠くて眠くてたまらず、
もーやだー!!と絶叫して布団を被り、長男を抱っこするのを放棄しました。


すると旦那さんは、次の日仕事があるにもかかわらず夜12:00過ぎ、長男を抱っこ紐に入れて、薄手の毛布をかけて外へ散歩に出かけました。

夜風に吹かれて、抱っこひもでの自然な揺れでふっと泣き止んだ長男。

私は育児を放棄した罪悪感にかられながらも、一人になったことにホッとして

束の間ウトウト


子どもってちょっと、環境を変えると泣き止むことありますよね、意識が他にいくからか、空氣が変わるからか


私もそれで救われたし、旦那さんは旦那さんで、
たまたま夜中に散歩している!おばさんがいて

「夜泣きは大変よね~、そのころ大変だったけど今では懐かしいわぁ」と話しかけられて、それはそれで氣分転換になったそう


いまでは、そんなこともあったねー!っていう

とてもいい思い出ですが、
その当時は毎日生きるのに必死、長男を寝かしつけるのに必死笑


育児って寝かしつけなんだ!
子育てって、子どもってこれっぽっちも
私の思い通りにならないんだ


って初めて知りました。


当時は今のようにスマホもなければSNSもない時代。(辛うじてmixiというのがありました(笑))

そして今よりもワーママは少なかったし
まだまだ子育てはママの仕事、という認識の方が多かった時代。

そんな中ではやり始めた「イクメン」という言葉。

育児をするパパ
育児に積極的なイケメンパパ
(??)

雑誌でかっこいいスーツを着て抱っこひもで赤ちゃんを抱っこして保育園絵送迎するパパが特集されていました。


私の周りでは子育てに積極的なパパは割と多かったと思うけれど、それでもママ友の多くはご実家のお母さんとか義理のお母さんとか頼る方がいて、
大人の手が何本もある子育て。


私は旦那さんと二人きりの子育て


もちろん旦那さんに感謝しても感謝してもしきれないくらいで、旦那さんがいなかったら決して子育てできなかったのは確か

なんだけど

子育てするパパが特別視される社会ってどうなの?

というところ。


20年以上前ですらフランスでは共働き夫婦が当たり前で、パパが保育園に連れていくのも、迎えに行くもの当たり前。家事も子育ても協力して共同でやるのは当たり前。

私も自分の子供なんだからパパが育てることは特別のことではなくない?と思います。

それを「イクメン」と流行りの言葉を作って特別視する日本が嫌だなぁ、と当時も、今も思っています。


葉山に引っ越して来てからも

「子供の面倒見てくれてすごくいい旦那さんだね!」

「本当にイクメンだよね!」

と何度言われたことか‥(笑)


そのたびにいやいや、私はその倍以上やってますけど!!って

イラついてしまうわけです(笑)


ママがやって当たり前、パパがやったらすごいことって・・

どうですかね~


その辺の認識今はどうなんでしょう。


「育休」

という言葉も、まるで子供ができたから仕事を休みます。
何もしていません
っていう感じの言葉の響きだけれど

いやいや、育児で休む暇ありませんから!

全然休みではありません!って思います。


先日8歳になった次女が生まれた時も、2週間の産休を取った旦那さん。

そのあと私が体調を崩し産後うつになってしまったので

3カ月の育休を取りました。

でも8年前ですら同じ職場で育休を取った方の前例はなく、旦那さんが初めてだったのです。


もし育休で旦那さんが家にいてくれなかったら
私か次女かどちらかいま生きているかわかりません。生きていても私が育てられなくて次女は誰か育ててくださる方に預けられてたかも。


子どもを産み、育てるということ

これほど尊く大変で大切なことが他にあるでしょうか。


子どもは未来の宝

その子供を産み育てるママたちが、まずは自分を大切にして自分が元氣で自分が笑顔で輝く世界に☆

それが私の願い、そして使命だと感じています。

ワンオペママのためのナチュラルセルフケア講座 Coming soon


長文お読みくださりありがとうございました♪

昨日の満月すごかったですね~

私はまた自分の壁を越え、新しい扉を開きました。


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