#子育て世帯に優しくない国日本
こんにちは!
今日は冷たい風が吹いていて
寒い葉山です。
今夜から冷えるかな
こちらの本を読み始めて
まだ
全部読み終わっていませんが
分かってはいたものの
けっこう、衝撃的です。
衝撃的に酷いです、日本🇯🇵
子育てのことは
たくさん記事に書いてきましたが
「子育て罰」という言葉は
私にも
衝撃的でした。
バスでも電車でも
赤ちゃん連れていたら
ベビーカー押していたら
子育てしている、というだけで
肩身が狭いような想いを
したことが
きっと皆さん、あると思います。
大人は大きくなると
自分が小さかった頃のこと
自分自身も子どもで
周りの大人たちに育てられて大きくなったんだ
ということを、きっと
忘れてしまうのでしょうね
私は前に川崎で住んでいたマンションに
併設されていた
小さな公園で
バケツ🪣に水を入れて
ドロドロにしたり
山とトンネル作って
水を流したりして
遊んでいたら
通りすがりのおじいちゃんに
「水がもったいないからやめろ!」
と
怒られたことがあります。
は?
そもそもマンションに併設の公園なので
私たちの管理費で払ってるし🤣
って
思ったけど
笑
それ以前に
いやいや、自分だって
小さい時
絶対水遊びや泥遊びしたでしょ?
おじいちゃん!
って、思うのですよね。
あと記憶に新しいところでは
スープストック東京が
子育て世帯に優しいお店作りを
アピールして
猛バッシングを受けていた件
いやいや
子どもなんだから
食べ物こぼすの当たり前だよ
子育てママだって
ご飯食べるのよ?
自分だって、子どもだったでしょ?
でも
今現在子育てしていなくて攻め立てる人たちは
それを
想像することも
思い返すことも
しないのですよね。
この本では
なぜ、子育て世帯がこんなに大変な想いを
しているのか
その原因を
政治的な背景とお金、経済的な背景から
統計を取り
詳しく分析しています。
日本は世界から100年教育が遅れている
と勝手に私が豪語しておりますが
遅れているというか
そもそも子どもなんてどうでもいい?
と思っているとしか
思えないような政策、とお金のかけ方なのです。
子どもにお金をかけない国、日本
私は12月に
久しぶりに堀越けいにんさんのお話会
に行って
日本の教育と子どもの人権の話を
聞きました。
ズレまくっている日本の少子化対策
「異次元の少子化対策」
って
どの口が言ってんの?って
私は思ってしまいますけど
このお話会の直前に決まった
子どもが3人以上いる家庭の大学無償化
(扶養の範囲内に3人以上いることが前提)
なんで?3人?
1人や2人じゃなくて??
こういう中途半端な政策は
とてもじゃないけれど
異次元では、ありません。
それでも無料になるんだから
いいじゃん、と
うちは3人子どもがいるので言われましたけど
そういう話をしているんじゃないんです。
そもそも
これが少子化対策だとするならば
大学が無料になるからと言って
みんなが3人子どもを産みますか?
という話です。
そしてこういう中途半端なことをすると
子育て世帯の中で分断が起きます。
うちは1人しかいないから
何も保証がないのは不公平
と。
当たり前に不公平です。
子どもが1人だろうが
4人だろうが
程度は違えど大変なものは大変なのです。
かくいう我が家も
長男が大学生になり
長女は来年受験生になり
次女がフリースクールに通っていて
一体、教育費にいくらかかってんだ?
という感じです😱
とてもじゃないけど大学に3人入れるなんて
不可能。
思い起こせば
私も妹も
中学から私立の学校へ通い
私立の大学を卒業しました。
実家が裕福だったわけではなく
父は普通にサラリーマンで
両親の実家が
それぞれ小さな会社を経営していたこともあり
また
その頃の貯金の利率が良かったこともあり
祖父たちが
私と妹、孫全員に
学資保険をかけてくれていたのです。
それで大学へ進学した私たち。
だからそもそも私たちの時代も
親のお金だけで
大学卒業するなんて
なかなか大変だったはず。
さらに
いまはもっとあり得ないことに、なっています。
実際我が家も長男に
自分で奨学金という名の借金をしてもらい
大学へ通っています。
(大学へ通う必要があるのかないのかは
今回は、別として)
その通りだと思います。
私が日本が世界から100年遅れている
と
思うのは
学校教育の内容や在り方ももちろんだけど
こういう子育て世帯へのサポートについても
遅れすぎている
と感じるのです。
世界的に見れば
人口がどんどん増え続けていますが
日本は激減しているのに
「異次元の少子化対策」をやらなきゃいけないのに
それでも
子どもたち、私たち子育て世帯へ
まだお金を出し渋るのです。
「子どもは贅沢品」
今の若者たちの言葉です。
先が見えない
子どもの未来が明るくない社会で
どうして
子どもを産もうなんて思えるのでしょう
私があと10歳若かったとして😂
子どももう1人、産みたいか?
といま聞かれても
産みたい!と
心から答えられないと思います。
いや、むしろ2人でも無理って思うかも😂
3人いますけど😂笑
誰かを攻め立てて
自分のストレスを発散する今の社会の風潮
子育てをしていない人たちにとっては
子育て世帯、子どもたちは
お荷物だし、格好の餌食かもしれませんが
子育てしていないから関係ない
というわけでは、ありません。
どの問題も、みんな、繋がっています。
みんなが自分だけが良ければいい
と思っているから
助け合い、支え合う社会が作られないのだし
そもそも自分たちのことだけで手一杯だから
とも
言えるでしょう。
子どもにお金をかけない国、日本
シングル家庭の貧困率48.1%
妊産婦の死因の一位は自殺
妊娠中絶 25%が経済的理由
子ども(18歳未満)の死因の一位は、自殺
親も辛い、子どもも辛い日本の社会
学校の場合は、ここに先生も含まれます
この負のループをどうにかしなくてはいけません
子どもが自分の未来に希望を持てず
自殺してしまう国
それが、日本です🇯🇵
日本が本当に素晴らしい国
であるなるば、こうはなっていないはず
私たちがきっと本来持っているはずの
日本人魂?縄文魂?😂的なもの
スピリットを
目醒めさせ、思い出し
それぞれが
行動するとき、なのかもしれません。