【文章術】言葉の「閉じる」「開く」
日常の感覚をつぶやく写真日記です。
小話として、よければお付き合い下さい。
握手
言葉を漢字で記すことを「閉じる」、かなで記すことを「開く」と呼びます。私は言葉を閉じがちで、読みづらいと注意されてきました。
「本当に頭のいい人は、相手にわかるように話すことができる」という慣用句がありますよね。
たぶんアレと同じことです。閉じられる自分が敢えて開くことで、慮る人になれるかもと考えるようになりました。
ラジオのチャネルを合わせるかのように「ひねりを加えられる人はカッコイイ！」と率直に思ったことを覚えています。
ことばがひらきすぎても、このようにちょっと間抜けてしまいます。良い塩梅を探っていく工程に、ささやかなクリエイティブを感じます。
抑揚をつけて、リズムを取って、読み手を意識しながら話しかけるように言葉を紡いでいる。
仕事ができる人をみていると、親しまれながらも成長意欲が高いことが分かります。供給しながら自分の需要も満たしているタイプは引く手あまた。
閉じたり開いたり、どちらで構えるか選んだり、大胆に仕掛けたり。握力を鍛えるだけでなく、握ったり投げたり転がしたりするスキルも培っていきたいです。
おわり
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