夏休みの過ごし方
はじめに
たくさんのチャレンジをした1学期が終わり、夏休みに入りました。毎日必死に過ごしていたので、終わってみるとあっという間の印象ですが、振り返ってみると「あんなこともできた」「こうすればよかった」と反省しているところです。
月曜日から夏季休業が始まり、自分の時間が多く持てるこの時に、夏休みの過ごし方を文字に起こしておこうと思います。
2学期に向けて充実した夏休みになるように考えをまとめていけたらと思っています。
教材研究
本年度は5年生を担当させていただいています。講師時代も含めると5回目の5年生担任(8年間で!)ですが、毎年思うことが、
「学習内容が多い!」
ということ。特に、本年度は遠足もなく、陸上大会もなく、水泳学習も例年の時間数よりも減少したにもかかわらず、授業の終了がギリギリになってしまいました。休校期間があったこともありますが、
授業内容や1学期の期間、行事等はあらかじめわかっていたことだったにもかかわらず授業の進行が遅くなってしまったのは準備不足だったと反省しました。
この夏休みでは、「単元を一括にして考える」ことをテーマに「その日暮らし」の学習にならないようにしたいと考えています。
具体的には
国語・・・各単元で身に付けさせたい力を理解し(二瓶先生の資料参照)、それを身に付けさせるための学習を考える。
算数・・・なるべく早めに問題を子どもに投げかけ(教員が喋りすぎない!)、子ども同士で解決させる授業展開。
社会・・・毎回の授業で学習問題を自分たちで調べて、少しずつ各記事をまとめていき、授業の最後で1枚の新聞が出来上がる授業展開。
と考えています。特に遅れがちだった3教科を考えようと思っていますが、理想とする学習と、実際の授業時数とのバランスを考えながら(現役の先生ならこの葛藤がわかるはず!)
この夏休みの時間を使って、教材研究をしていきたいと思います。
校務分掌
本年度させていただいている分掌は、「5年生担任」「体育主任」「縦割り班活動」です。異学年交流が主な活動である縦割り班活動は、本年度はあまり活動ができない状況です。
この夏休みは、10月に行われる「秋季大運動会の実施の仕方について」が一番の仕事だと思います。
運営の仕方、保護者の観覧の仕方、プログラムについてなど、、、
「例年通りで。」が通じない今年は、これまで以上にワクワクしています。
教室環境
7年も教員をすると、ある程度「教室環境の形」が出来上がってきます。教室の形が大きく変わらない限り、あそこにあれ貼って、ここにはあれをして、、、。と。
学校や学年で統一する部分を除いては、例年通りの教室環境になります。子どもも特に意見は言いません。なぜなら、子どもには何が便利で何が不自由かの判断が付きにくいからです。
「このままでいいのか。もっとよくできないか。」問いかけるのは自分しかいません。
【振り返りの視点】
・子どもの動線や思考の流れを意識
・なぜそこにあるか、そこに貼るかを説明できる
もう一度、教室を見回したいと思います!
宿題のシステム
葛原祥太さんの上記の本に感銘をうけ、主に自主学習で取り入れています。
けテぶれの効果は絶大!
意欲的に子ども達が取り組む姿が多くみられました。
しかし、やはり宿題の取り組み方や質など個人差が大きくあるのが課題です。
どう言葉かけをすれば、どう環境を変化させれば子どもたちは変わるかと、この夏休み期間中に考えていきたいと思います。
おわりに
いよいよ夏休みが始まりました!課業中に「あー 子どもがいて時間がない!」という言い訳をすることができない期間です。
家族とリフレッシュしながら、自己研鑽にも時間をあてて2学期からさらにパワーアップしたいと思います。
みなさんも、お身体に気をつけて充実した時間にしましょう。
(うちの妻を筆頭に、夏休みという概念のない職種の方すみません。教員目線で書かせていただきました。)
それでは、また。
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