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日々の授業振り返り

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日本語、継承語、国語の授業アイディアや反省などをまとめています。
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2025年1月の記事一覧

【今日の授業】人探しとアンケート作成

今日の大学のクラスでの授業はアクティビティ多めになった。 教科書は一応全部終わったので、再来週の授業まで復習期間に充てられるので、活動系で。 1つ目は、教科書にあったもの。 日本語でどう質問すればいいか確認したあと、立たせて(そうしないと、座ったまま楽しようという人がいる! いろいろな人と話してほしいのだ!)、人を探すように言った。 最後に、この課で勉強した「~と言っていました」を使って報告する。 自由に作っていい質問のところ、みんな工夫していて、面白かった。 「〇〇さ

【今日の授業】「~てみる」

小学生姉妹のオンライン授業で、今日は「~てみる」を取り上げてみました。 まずは、例を提示。 普段はパワーポイントで作ったものをPDFにしておいて、授業のときにはペンタブレットで書き込みできるようにしています。 あとは、イラストをいろいろ用意しておいて、自由に話してもらった。 決めたのは、「きのう/きょう、~の。」と、日付を言うこと。 どうしたか言ったあとに、「おいしかった」などのコメントもすることの2点。 途中で「明日」が出てきて、それだとコメントできないのでは?と思ったけ

にほんごクラブポスター作り

ドイツの小学校は4年生までで、5年生から次の教育課程となる。 そのため、4年生は秋ごろに行われる学校説明会に参加したり、1月ごろに各校主催のオープンデーで見学をしたりして、希望の学校を決める。 姉妹の通うギムナジウム、かつ私が担当しているにほんごクラブがあるところでは、先週オープンデーがあった。 ブースで出店してもよかったんだけど、あいにく私も授業があったので、お断り・・・ その代わり、ポスターを貼りだすことになった。 紙を事務局でもらって、みんなに内容を相談してもらい、

【小5想像力のスイッチを入れよう】ニュースを見たらフェイクだと思え

「人を見たら泥棒と思え」ということわざがある。 簡単に人を信用するなという戒めだが、日本は(仏教は?)性悪説だなあと思う。 たまの帰省で子どもたちが喜ぶのが駅の改札だ。 切符を見せたり、自動改札に入れるのが面白いのだそう。 そう、面白いと思うということは、ドイツにはないということだ。 改札はないので、切符がなくてもホームまでずんずん入っていける。 もちろんそのまま電車にだって乗れるが、それはSchwarzfahrt(黒い乗車)と呼ばれ、たまーに回ってくる検札に見つかれば60

【継承語高校生クラス】新春すごろく大会

大学や高校生クラスがなかったので、1か月近く冬休み気分だったものの、プライベートの授業は12月30日まで、1月2日からあったし、今週も毎日1コマはあった。 今年初めての授業の人とは、クリスマスにどんなプレゼントをもらった、贈ったのか、何を食べるのかというスモールトークをした他、日本の正月の風習を紹介した。 昨日、今年初めての高校生クラスがあったけど、敬称語クラスは少なくとも片親が日本人なので、お正月とは何かについて、そこまで深めない。 (いつかじっくりやってもいいけど) 昨